わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

おろしがね

2007-12-01 08:57:09 | くらしのエッセンス
うちで使っているおろし器です。
ふわふわしてるのは、使った後、竿にかけるためのひも。
ビニールが、いつのまにかこんなに。

もともと、お友だちの家にあそびにいったとき
ささっと食卓でつかったのをみて
デパートに買いに行きました。
彼女の使っていたのは、これとちょっとかたちが違ったけど
わたしはこちらのほうが親しみが持てて。



銅のものが気になって、築地でちいさいのを買い求めました。
食卓で、ちょっと薬味をおろすのに重宝してましたが
いつごろからか くもがくれ。

しかたがないので、引き出物のカタログをいただいたのをさいわい、
注文して頂戴したのがこれ。

手で引いたものは、目がつぶれても直しが利くそうです。
なべとちがって、きれいなままですね。
実力も、たしかに定評あるだけのこと、あります。

さんまを焼いて、おろしだけが残ってしまうこと
よくあるじゃないですか。
このうえのふたつのおろしがねでこしらえたものは、
冷蔵庫の中に入れておけば、においが出ません。

竹のほうは、かなり大きなかけらなので、
組織がつぶれず、そのせいかとも思ったのですが
銅のほうは、水もでますしね。
それぞれに、理由は違うのかもしれませんね。

以前は
しまうときにお酢をたらす、というのもやりましたが、
いまいちでした。
そんなことしないでそのまんま、
ラップかタッパーに入れて冷蔵庫へ。
じつは、あのにおいがどんなだったか、
わすれている・・・



いくつか集めたときもありましたが
正直なところ、あまり実用的ではないですね。
それにしても、銅のミニは
どこにいってしまったのかしら。



結婚当初使っていたもの。
いまでは、すっかり出番がなくなりました。
かといって、能力が低下したわけじゃないんです。
はたらきものの、いいやつなんですけど。

鮫肌のおろしをご紹介できないのは
わがやで、なまわさびを
しょっちゅう使っていない、という
生活水準のあらわれでしょうね。
ハハ。


4 Comments

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Unknown (陽花)
2007-12-01 10:19:22
鬼おろしは使った事がありませんが、
おろし大根で食べるにはどうなんでしょう。
うちはポリのおろしですが、やはり水気は
よく出ますね。
いいお道具はやはりひと味違うのかもしれません。
ほしいなぁと思いながらいまだに胴のおろし金
買えずにいます。
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Unknown (とんぼ)
2007-12-02 22:27:11
ちょっとだけしょうがをすったりするのに、
せとものの小さくて便利なのがあったんです。
ちょうどいい具合にすり下ろせるんですよ。
それが…バカヂカラのせいで、
ある日持ち手がバキッと…。
以来、探しては買うんですが、
やたら細かすぎて水気ばっかりとか、
それこそ鬼おろしみたいになっちゃうとか…。
結局、ひとかけらのショウガをするのに、
バカデカイのを出してます。
道具ってのは、ほんとに
「なんでもいい」ワケじゃないんですよね。
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二派に分かれます (Suzuka)
2007-12-03 08:34:42
陽花さま

鬼おろしのほうだと、だいこんの、さくっとした歯ざわりがのこりますね。
みずは、出ません。
娘と、わたしはこっちのほうが好き。

銅のほうは、ふつうのと同じように、水分でます。
もちろん、舌あたりもなめらかです。
夫は、こちら派。

おろしがね、きよぶたしないとなかなか、ですよね。
うちは、たまたま引き出物リストにあったので背中を押されたんですけど。
重量があって、なかなかに、ちとこわいですよ。
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バカヂカラだなんて・・・ (Suzuka)
2007-12-03 08:44:28
とんぼさま

(うちでは、よくいいますが・・・)

そんな、むしろ使い勝手のよいせとものだったということは、持ちやすかったということで、つまりは力のかかるところにムリがかかる構造だったのでしょうね。

上の、ちいさいおろしが使いにくいのは、持って、力がいれにくい、目が粗い、といろいろあるんですけど。
さんざん苦労したあげくに、いいのにであったりすると、あ、目のつけどころがちがったんだな、と思いますね~。
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