わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

到着しました!

2007-03-15 20:40:48 | くらしのエッセンス
一週間たって ようやくお鍋がやってきました。

ちょうど居合わせた
現役主婦おふたりもまじえた立会いの下
ダンボールからあらわれた
できたてほやほやのまるっこいフォルム。
径は27cm。



底が平べったくなくて
立ち上がりがある。
煮魚の用途も考えていたので、ありゃ、と。
手にとって買わないということは
往々にしてこういう落とし穴が。
でも、炒め煮にはおあつらえむきかな。



こけらおとしは、ひじきの炒め煮。
さ、さすがに貫禄充分。

ひじきの具は、牛肉、ごぼう、にんじん、あぶらげ、ぜんまい。
十数年前、新築祝いでおじゃました
ヨシモトさんちのお献立から。

例のカーブは、中味を空けるときに、
おたまのまるみとそって、とっても使い勝手がいい。
なーるほど。

甲野製作所


おとうさんにつかまって、
おねだんを白状させられた。

なにがなし
笑いが、張り付いたような。


10 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2007-03-16 08:10:15
素敵な銅鍋届きましたね。
こういうのって買う時はお高いように思いますが
大事に使えば何十年と持ちますからいいですね。

ひじきの炒め煮おいしそう・・・
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えへ。 (Suzuka)
2007-03-16 08:59:54
ゆうべは、いいわけに四苦八苦、でした。
でも、いい道具は長い眼で見れば、無駄遣いもへるような気がして。

この先、何年使うんだろというこころぼそさはあるんですけど、いやいや、気持の先細りはさせじ、という、自身への活でもあるんです。

つぎは、筍、炊こうっと♪
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ラッキーでした (マロウ)
2007-03-16 13:37:28
さすが職人技
というようなお鍋にひと目あえて。
台所用品は毎日のように使うもの
ちょっと高価かな?と思っても
手に馴染むし、使い易いですよね。
ひじきの炒め煮美味しそう。
まねっこしてもいいですか?
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お待ちしています! (風の森)
2007-03-16 14:06:07
う、うつくしい!
「機能美」という言葉が即、浮かびました。
路地イチゴが旬になったら、山盛り買ってきて 一年分のジャムを作るのにも良さそうですね~。でへっ。
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どうぞどうぞ (Suzuka)
2007-03-17 10:27:33
マロウさま

>ちょっと高価かな?と思っても

そうですよね。そういってくださる方がいると、ちょっと肩身が広くなります。

お鍋の方でしたら、うちのでよろしければ重さとか、手にとってお試し下さい。

ひじきさんのほうでしたら、仕上げにしょうが汁をすこし。
わたしも、一度ご馳走になって以来、ずっとこのレシピをまねっこしてます。
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さすが (Suzuka)
2007-03-17 10:34:51
風の森さま

結婚のお祝いにいただいた、チーズフォンデュ鍋が、そもそも銅鍋との出逢いでした。

ところが、進物用品というのは、見場はいいのですが、使いづらい。
厚いのはふただけで底は薄い、とか取っ手がおしゃれだけど、すべって持ちづらいとか。
ただ、お湯の沸く速さや、アスパラなどをゆでるとそのおいしさに、なんとか好きになろうと努めたのですけれど。

この子達がきてからは、そういうイライラがみごとになくなりました。
付き合うヤツは、やっぱ、そうでなくっちゃね。
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そのとおりじゃ。 (風の森)
2007-03-18 16:57:15
どこやらの「破れ鍋」は、あまりに底が厚いせいか お湯の沸くのに時間がかかり、アスパラガスが腐ってしまいました。
やっぱ、付き合う相手って、だいじですにゃ。
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おやおや (Suzuka)
2007-03-19 08:34:30
路地のはしりを、ル・クルーゼでこしらえたジャムがございます。
よろしかったら、ロシアンティーでもご一緒に。

今のご時勢、ましてあなたさまは蓋のほうではございますまい。
いつぞやの、ハンガリア風シチューでも、馳走してくださりませ。
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自分へのごほうび (フリージア)
2007-03-23 01:32:08
いいと思いますよ。
毎日、毎日、食事を作ってるお母さんにごほうび。
磨き抜かれたこの腕には、このくらい奮発しったて、
丁度いいくらい。
私も、ひじきの煮物、まねっここさせて下さいな。
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はっ! (Suzuka)
2007-03-23 09:42:32
>毎日、毎日、食事を作ってるお母さんに

こ、ここをつれあいに読まれたら、なんてつっこまれるか・・・

フリージアさんにもみていただけた、まっさらさらのおなべさん、一度火の上にのせたら、もう色が変わってしまいました。
仰るとおり、あの立ち上がりは、まぜるときにほんとうに便利なものでしたよ!

文旦のマーマレードでは、昨年お教えいただいた梅ジャムの極意を(覚えていたの、よかったー)駆使して、苦すぎず、出来上がりました。
ありがとうございます。

マロウさんのところで見てきましたが、花束のスケッチ、楽しみにしてますね
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