風疹、はしか…大人が受けたい予防接種
あの予防接種、まだ効いてる?
自分が子どものころ、どの予防接種を受けたか、受けなかったか、ご存知ですか? うろ覚えの人が多いようです。妊娠を考えている人、周囲に妊婦や乳幼児がいる人はもちろん、どの世代でも、感染症の流行に備えて一度予防接種の履歴を確認しておきましょう。再接種が必要なことも少なくありません。
◆予防接種は、子どもが受けるものと思っていませんか? しかし、インフルエンザの予防接種を受ける大人は多いはず。インフルエンザは年によって流行するタイプが異なるうえ、抗体(ウイルスに感染した細胞を攻撃する)の効果が接種後5か月程度しか続かないからです。
◆また、日本人の死因第3位である肺炎の予防には、肺炎球菌の予防接種がすすめられています。65歳以上の人には自治体で接種料金の補助も行っています。肺炎だけでなく、髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎なども引き起こす肺炎球菌の抗体をつくり、発症を予防するためです。
◆このように、大人であっても受けるべき、あるいは受けたほうがいい予防接種はいくつかあります。予防接種の効果として、たとえ感染・発症しても症状を軽減することが知られており、その結果として細菌やウイルスの感染力が弱くなれば、他の人にうつす可能性も減らせるからです。


※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます