しーさるの鉄日記

JR春改正概要(中国)


JR西日本岡山支社、広島支社、米子支社関連の改正概要は以下の通り。

●山陽線、広島~岩国間において、土休日データイムに『シティライナー』20往復を毎時2本設定する。『シティライナー』は広島、五日市、宮内串戸、宮島口、大野浦から先の各駅に停車、広島~宮島口間は8分短縮の20分、広島~岩国間は10分短縮の42分で運転する。快速の増発に伴い、15時台~18時台の普通列車の設定を見直す。

●山陽線、西条~広島間において、土休日10時台に『シティライナー』2本を新設する。『シティライナー』は西条を1008、1027に発車、八本松と海田市のみ停車し、普通列車より6~7分時間短縮させる。

●土休日15~19時台の広島→呉方面において、『通勤ライナー』及び一部の普通を毎時2本を『安芸路ライナー』に変更。広島での毎時発車時刻を統一する。(快00 普10 快30 普40)

●土休日9時台の呉→広島方面において、普通2本を『安芸路ライナー』に変更する。また、16時台も『通勤ライナー』を『安芸路ライナー』に変更、17~18時台においても、普通2本を50分発『安芸路ライナー』に変更して、『安芸路ライナー』の運転時間帯を拡大するとともに発車時間を揃える。

●土休日9~11時台の可部線を4両編成で統一させる。

●227系の追加投入に伴い、平日データイムに山陽線(三原~岩国間)、呉線(広~広島間)、可部線で運転する列車は227系で統一、土休日の『シティライナー』も227系での運転とする。運用範囲も福山~徳山間に拡大する。(福山発着は12時台と20時台)

●山陽線(三原~岩国間)、呉線、可部線で運転する列車を3扉車(227系、113系)で統一する。

●土休日ダイヤにおいて以下の列車を見直す。
★山陽線(広島-西条):7~8時台の広島方面2本、15~19時台の3.5往復
★山陽線(広島→岩国):20~21時台の1本ずつ
★呉線(広→広島):8時台の1往復、15~16時台の1往復、18時台の広方面1本、20~21時台の1.5往復
★可部線:16時台の可部行2本と17時台の広島行2本、20時台以降の2往復


●山陽線において、岩国1345の徳山行と徳山1407の岩国行を廃止する。
●山陰本線15時台の長門市~奈古間列車1往復を木与まで延長運転する。

●金土の夜に岡山2303発の茶屋町行を新設して、帰宅客の利便性を図る。
●岡山着845と岡山発1642の『マリンライナー』を上の町通過として、3~5分の時間短縮を図る。高松発2143の『マリンライナー』のを大元通過として、4分の時間短縮を図る。

●米子1448発の下り『アクアライナー』を江南、小田、波根、久手に停車させ、大田市まで各駅に停車させる。(出雲神西だけ通過)
●益田1658発の上り『アクアライナー』を石見福光に停車させ、馬路を通過とする。また、益田1932発の上り『アクアライナー』を馬路、波根、江南通過とし、温泉津→出雲市間で仁万、大田市のみの停車にさせる。

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広島地区は、227系置換えだけでなく、土休日の運転体系の大幅な見直し。山陽本線、呉線については、市販時刻表での掲載を平日、土日でページ分けしないと、見ずらくなると思われる。平日のみ運転の普通と、土休日運転の快速が混在するからな。そのためには、山陽本線の糸崎~岩国のページも独立させなければならないか。

『シティライナー』は2010年の廃止以来6年ぶりの復活、2010年までの『シティライナー』は広島~五日市までの各駅、宮島口、岩国(末期は宮内串戸と大竹が追加)という近距離も重視した停車駅設定だったが、今改正で復活となった『シティライナー』は、五日市、宮内串戸、宮島口、大野浦と中距離の方を重視して、遠近分離を行なうようだ。そのため、普通の半数は大野浦以西部分廃止となる。

大野浦止りは23分で折返し、岩国行きへは別ホーム乗換となる。来春の橋上駅舎化時にエスカレーターが取り付けられる可能性はあるが、宮島口での乗り換えを推奨するような案内がほしいところである。それ以前に、普通大野浦行きが快速岩国行きに接続する案内をしてほしいところだ。

新井口、横川と比較的乗降客数の多い駅を通過する『シティライナー』、中心街八丁堀へは新白島や横川を経由した方が早いのかと調べてみたら、広島経由だけでなく五日市経由も出てきた。広島経由だと67分910円、五日市経由だと75分700円で、快速がなくても70分750円のバスよりは利便性は高い。大野浦から岩国の間も毎時3本から毎時4本に増発されるが、岩国から先への接続が気になるところ。毎時2本設定されているものの、等間隔になってないうえ、1往復廃止されるからな。

広島~宮島口間の所要時間は20分で表定速度は65.4キロ、227系限定の割りには思ったほど速くない。距離と停車駅数は、東海道線の島田~掛川と同じくらいだけど、勾配とカーブがあるにも関わらず19分で走行するからな。最高速度はせいぜい100キロぐらいかもしれない。

岩国口は快速が純増になるけど、輸送力としての増強はどうなるのだろう。改正前が全列車4両、改正後が全列車3両と仮定しても、毎時16両から毎時18両に増えるのだけど。両数が同じでも、ボックスシートが転換クロスになるわけだから、座る人は増えそうだ。

岩国口の『シティライナー』は毎時2本の設定だが、西条口の『シティライナー』は10時台の2本だけ。広島着は1038と1102ぐらいだから、宮島口方面時刻表を見る限りだと、広島止りの可能性が高いだろう。

岩国方面と可部線は、土休日夜も減便。カープ戦の時は、赤ヘルナイターを運転して対応するのだろうか。可部線臨時は交換待ちで時間食いそう。

広島以外は快速停車駅の見直しぐらい。『マリンライナー』は駅通過による時間短縮より、交換見直しによる時間短縮の方が大きい出そう。

来春も可部線の新河戸延伸と、山陽本線の西条~八本松間に寺家(仮)駅が開業することで、ダイヤ改正があると思われるけど、その時にはシティネットワーク内の電車は終日227系に統一されるのではないかと。

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