JR西日本・東日本では2015年春開業予定の北陸新幹線列車に、以下の愛称名をつけることを発表した。
●東京~金沢間列車(速達タイプ)→かがやき(5位)
●東京~金沢間列車(停車タイプ)→はくたか(1位)
●富山~金沢間列車(シャトルタイプ)→つるぎ(4位)
●東京~長野間列車→あさま(7位)
停車タイプが在来線特急を踏襲することからはくたかは予想ついていたけど、かがやきとつるぎの復活は予想外。
かがやきは、88年から97年まで金沢-長岡間で設定されており、直江津、高岡、富山のみ停車していた全車指定席の特急。これを踏襲すると、一部が上越妙高や新高岡に停車するのではないかと。ここのところ速達型は、「はやぶさ」「みずほ」と寝台特急の愛称を踏襲したわけだが、過去の在来線特急の愛称名は「やまびこ」以来ではないかと。
はくたかは、こだま、とき、つばめ同様、開業直前まで走っていた在来線特急を踏襲したもの。公募の票数では1位、97年からずっと設定されているだけでなく、65年から82年の国鉄時代にも設定されていたからな。この頃は白山に比べると馴染みは薄いけど。
つるぎは、大阪と新潟を結んでいた寝台特急を踏襲したもの。リリースでは北陸で馴染みがあると書いてあるものの、京都から糸魚川まではノンストップだったわけで。広島付近を運転する列車に「あかつき」とか、仙台付近を運転する列車に「はくつる」とか名付けるようなものか。
東京~金沢間新幹線の公募に対して、あさまに票が集まったのは意外。長野までの公募だったら当たり前だけど。本数がだいぶ減るとはいえ、愛称が残って良かった。
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