今年も会社帰りに鉄道模型コンベンションに立ち寄った。コンベンションの会場は東6、一番奥にあるのでりんかい線の駅から歩いて20分以上かかった。土曜の昼だが、午前中の悪天候のせいか、人影はまばら、会場に入ると物販とか集まっているには集まっていたけど、ぶつかるくらいは混んでなかった。
一時期に比べると、出展数も減少した印象。毎年出しているところは毎年出しているけど、去年と同じのがあるのは仕方がないか。社会人には時間が無いし。それでも、作り込みは2週間前に見た学生のものとは大きく違う。それはもう芸術の域に達しているというか。ウェザリングはもちろんのこと、ストラクチャの配置にもこだわっているのだろうか。線路や車両よりジオラマがメインだと感じることもある。
個人的に気に入ったは、昭和時代の海沿いを走る路線ジオラマの黒柳鉄道。先月末に紀勢東線を駅降りしたせいか、その時通ったところを思い出す出来だった。特に駅舎は、地方の主要駅でよく見る、微妙に高くて脇に階段で降りる構造だった。網走とかああいう造りだな。岩とかもよく造りこんだなと。あと、木こり鉄道もすごかった。リゾート地をイメージした造りもいいけど、モジュールの繋げ方もよく考えられている。これなら、去年と同じものを出しても飽きない。
学生も何校か参加していたけど、御茶ノ水~万世橋のジオラマはすごかったな。神田川を渡る丸ノ内線とか、駅裏側のビル街とか。できるなら、神田川と逆側から見たかったけど。万世橋からの坂道沿いにある消防署とかリアリティあった。
4年後のオリンピックに向けて、東京ビッグサイトの利用ができなくなるけど、鉄道模型コンベンションや高校生鉄道模型コンテストはどこで開催するようになるのだろうか。やはり、幕張メッセになるのだろうか。
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