しーさるの鉄日記

JRグループ他2000春改正(京都・北近畿編)


JRグループ他の3/14ダイヤ改正、京都・北近畿エリア、京都丹後鉄道の改正概要は以下の通り。

●嵯峨野線において、土休日の一部普通列車を4両から8両に増強する。

●JR宝塚線において、データイム午後時間帯の「丹波路快速」「快速」を「区間快速」に格下げする。これに伴い、新三田で折り返している普通電車を宝塚折返しに変更する。

●大阪発17時11分の福知山行「こうのとり」を豊岡まで延長運転させる。それに伴い京都発17時28分の豊岡行「きのさき」を福知山止に変更して、豊岡行「こうのとり」に接続させる。京都発18時28分の福知山行「きのさき」を豊岡まで延長運転させる。それに伴い京都発18時11分の豊岡行「こうのとり」を福知山止に変更して、豊岡行「きのさき」に接続させる。

●京都丹後鉄道において、宮福線にKTR300形を追加投入する。また、早朝、深夜の一部列車を見直す。


嵯峨野線は、土休日ダイヤにおいて、京都発9時14分、10時27分、15時42分、16時58分、18時18分と京都着9時11分、10時18分、15時34分、16時49分、18時04分を4両編成だったのを8両編成に増結する。このことで、京都発8時42分から9時32分まで6両か8両での運転となり、観光客に対応する。といっても、自粛で利用客は大幅に減少している。嵯峨野線のように終着ターミナルが頭端式の路線では、編成端2両をロングシートにして、立ち席スペースを確保した方が効果的ではないかと思う。駆け込み乗車する観光客もいるし。

JR宝塚線は、宝塚快速を東西線直通から大阪発着に振って以来9年ぶりの見直し、データイムの一部時間帯で宝塚から先で各駅に停車する区間快速を運転することになった。
区間快速の設定時間帯は、大阪発で、11時台(土日は10時台)から14時台前半まで、この時間帯は高槻方面からの普通列車は宝塚止まりに、川西池田での待避はなくなり、宝塚、中山寺から大阪への有効本数も増える。丹波路快速は格下げだが、宝塚発着の快速は新三田への延長という形になる。区間快速への格下げで、通過するのは塚口、猪名寺、北伊丹の3駅だけになった。

大阪からの所要時間は改正前は三田39分、篠山口67分だったのがそれぞれ43分、71分に4分増となっている。但し三田については、39分で走るのは毎時2本の快速だけで、普通に乗ると川西池田乗換でも下り48分上り44分かかっていたから、所要時間的には不便になったわけではない。三田から先は時間がかかるようになったが、例えば生瀬から大阪まで川西池田乗り継ぎで30分かかっていたのが、乗り換えなしで最短28分に短縮された。宝塚行快速のうち半数は特急から逃げ切っていたが、今回の改正では川西池田待避になっている。それに乗ると、大阪から宝塚まで30分と普通列車と変わらない。それでも宝塚まで33分かかる阪急よりは早いわけだが。丹波路快速の篠山口着は28、58だったのが、14、44に、その影響で福知山行の篠山口発が31だったのが20に繰上げになっている。一方、篠山口発は14、43だったのが、20、54になっている。

リリースになかったが、大阪発22時20分の新快速米原行を野洲行に短縮変更させている。このことで、米原行の新快速の最終は20分繰り上がる。また、平日ダイヤで米原発6時57分の新快速、土日ダイヤで米原発7時17分の快速を野洲発に変更している。平日の野洲発7時24分の新快速、新大阪着は8時23分か。駅近くだったら、8時半始業でもぎりぎり間に合う感じだけど、利用率はどうなのだろうか。終電繰上げについては、次の改正でさらに大規模なものが行われることが明らかになった。

京都丹後鉄道は宮福線に2両目のKTR300形を投入、このことでMF100形のうちリニューアルされてない2両を置き換えると思われる。他の車両と連結できないため固定運用となり、宮福線列車6往復に充当されることになる。
宮福線は夜間時間帯の快速を見直している。福知山発19時20分の快速を普通に格下げ、代わりに福知山発21時05分の普通を21時13分に繰り下げ、大江以北では大江山口内宮と宮村のみ停車の快速に格上げ、宮津までの所要時間を5分短縮される。上りについても、宮津発21時19分の普通福知山行を21時16分に繰り上げ、大江までは宮村と大江山口内宮のみ停車の快速に格上げした。このことで、福知山着22時09分だったのを22時00分に繰り上げて、福知山発22時09分の和田山方面豊岡行に新たに接続すようになった。大江以北の快速通過駅は終列車が2時間繰り上がり、20時前後となった。

宮津線は、まず西舞鶴発6時10分の快速宮津行、6時17分の普通豊岡行だったのを、6時07分の普通豊岡行、18分の快速宮津行と順序入れ替え、快速宮津行を豊岡行に接続させている。与謝野発10時03分の普通西舞鶴行は9時43分に繰り上げ、岩滝口から京都行特急「はしだて」に乗り継げるように改善する。

夜間については西舞鶴発21時56分の快速福知山行を宮津発に変更して宮福線内での運転とする。このことで西舞鶴から網野方面への最終が繰り上がる。上りについては、宮津発19時11分の西舞鶴行を19時37分に繰下げ、豊岡発20時04分の宮津行は西舞鶴行に延長変更している。また、豊岡発21時09分の宮津行(宮津で西舞鶴行最終、福知山行最終に接続)と22時18分の宮津行を新設、代わりに豊岡発21時55分の西舞鶴行の運転を取り止めている。豊岡から宮津までの最終は20分以上繰り下がり、平日のみ城崎温泉からの快速に乗り継げるが、その先は50分近く繰り上がることになる。

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