先日、2020年のオリンピック開催都市が東京になることが発表された。1964年の東京オリンピックの時は、交通インフラが大きく整備されたわけだが、今回はどうなのだろう。
前回のオリンピックの時は、信濃町、代々木、駒沢のほかに、検見川、相模湖、江の島、八王子と広がっていたのだが、今回はサッカーなど以外は湾岸エリアに集中。となると、五輪輸送に専念するのは、湾岸エリアを走るゆりかもめ、りんかい線、及び湾岸エリアと都心を結ぶ大江戸線、有楽町線ということになる。
ゆりかもめは、豊洲から勝どきまで延伸し、ビッグサイトなどの会場と晴海の選手村を結ぶようになるのは確実。晴海通りの道幅が広く、用地買収の必要があまりないことを考えると、2020年を待たずして延伸開業するのではないかと。
勝どき、汐留でゆりかもめに接続する上に、国立競技場や青山一丁目を経由する大江戸線は増発して対応だろうか、一部報道では24時間運転を行なうとか報じられているけど。増発にしろ終夜運転にしろ、清澄白河-大門-都庁前系統で十分だと思うのだけど。なお、勝どき駅の改良工事は2016年春に終わる見込み。そうなると、ゆりかもめの工事が始まるのはその後になるのか。
有楽町線も現状の6分間隔から増発して対応、小竹向原の立体交差はすでに完成しているし。豊洲と住吉を結ぶ通称豊住線の開業は間に合うのだろうか。2015年には着工できるように調整しているけど、今回の開催地決定を受けて前倒しになりそう。有明からだと新橋を経由するよりスカイツリーに近いだろうし。
中央リニアの部分開業や、都営浅草線バイパスは工期的に厳しいと思うのだけどね。前回の時は、新幹線や日比谷線を突貫で完成させたようだけど、トンネルを掘り既存駅と調整するこれらの路線は難しいのではないかと。長野の時も新幹線開業のタイミングは偶然だったと思うし。
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