小田急電鉄では、以下のロマンスカーを臨時運転することを発表した。いずれもMSEの6両編成で運転する。
●「湘南みやがせ大山号」(10/25・26運転)
藤沢747-伊勢原847 伊勢原1617-藤沢1715
●「ぶらりえのしま号」(10/25・26運転)
本厚木935-片瀬江ノ島1027 片瀬江ノ島1730-本厚木1840
●「メトロもみじ号」(11/22~24運転)
北千住806-小田原956 小田原1539-北千住1739
●「多摩大山もみじ号」(11/29・30運転)
唐木田845-小田原956 小田原1539-唐木田1705
小田急の秋臨ロマンスカー、去年までは「メトロもみじ」だけだったが、今年は小田原線以外からの直通列車を新設した。唐木田から町田方面への直通は6年ぶりだが、小田原行は初めて、江ノ島線から本厚木方面への直通列車は団体貸切を除けば史上初になるのではないかと。
相模大野でのスイッチバックは町田寄りの引き上げ線を使って行なうのだろうか。「ぶらりえのしま号」が相模大野に停車するのに対し、「湘南みやがせ大山号」が通過するのが気になるところだ。運転時刻から推測するに、相模大野において片瀬江ノ島行はスイッチバックしてから客扱い、本厚木行は客扱いしてからスイッチバックを行なう。「湘南みやがせ大山号」は通過線から引き上げ線に入るだろうけど、10~15分ぐらい引き上げ線で停まりそうだ。
「湘南みやがせ大山号」と「ぶらりえのしま号」は連続した運用になる模様。藤沢1715到着、片瀬江ノ島1730発というのが微妙だけど、藤沢1719発片瀬江ノ島1725着ぐらいだと思われる回送で車内清掃すれば十分かもしれない。こういう臨時はせいぜい1往復で、どちらかの需要にしか応えられないはずなのだけど、江ノ島線から厚木・伊勢原方面、厚木から江ノ島方面両方の需要を1運用でこなすのは珍しい。走行時間が1時間と短いからな。両観光地の潜在需要を見いだせるといいのだけど、来年辺り圏央道が海老名から藤沢まで伸びてくるからな。
「メトロもみじ」と「多摩大山もみじ号」は新百合ヶ丘~小田原間で同じスジ、いっそうのこと「メトロもみじ」6連と「多摩大山もみじ号」4連を相模大野~小田原間で連結運転すればいいのに。町田~相模大野間に臨時2本を続行させるのは厳しいか。
それにしても、運転密度の高い都心部をスルーする直通列車の設定はいいアイディア。他社もこういった臨時を設定して潜在需要を見いだせばいいのに。本川越~西武秩父とか、館林~鬼怒川温泉とか。
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