東武東上線関係の3/16改正概要は以下の通り。
●朝ラッシュ時
★平日に池袋着815の急行を新設する。また、池袋着956の快急、池袋着1058の快急も新設する。(土休日は8時台も新設)
★池袋発530の急行を新設する。また、下り急行は600~945まで15分ヘッドとなる。
★土休日下り快速急行に元町・中華街からの直通列車を接続させる。
●データイム
★池袋-小川町間に快速を毎時2本新設する。快速は池袋を00分、30分に発車、川越市までは急行と同じ停車駅、東松山までは坂戸と若葉のみ停車とし、小川町で寄居行に接続する。
★現状毎時5本ある急行を1本減らし、15分ヘッドの毎時4本体制とする。急行は池袋を10分、25分、40分、55分に発車、10分発のみ小川町行で、それ以外は森林公園行となる。
★現状毎時3本ある準急を1本減らし、30分ヘッドの毎時2本体制とする。準急は池袋を18分、48分に発車、現状と同じく川越市までの運転とする。
★普通は現状通り毎時8本を維持するが、志木折返し4本のうち、2本を川越市延長、2本を成増-志木間区間廃止とする。結果、川越市発着2本、成増発着6本となる。
★データイムの地下鉄直通列車を、川越市-渋谷方面毎時2本、川越市-新木場毎時2本とし、川越市-新木場1本、志木-渋谷1本は廃止する。
●夕ラッシュ時
★TJライナーの行き先を小川町に統一する。また、平日は2130発を新設、土休日は1830発と1930発を新設して、TJライナーを30分毎に利用できる時間帯を拡大する。
★池袋着2019、2120の快急を新設する。(土休日は池袋着1819、1919)
ようやく、データイムに川越市以北速達列車が設定された東武東上線。ややこしかった毎時5本体制は、森林公園まで毎時6本体制にするための様子見だったのだろうか。2008年改正で長らく続いた毎時4本から毎時5本に、そして5年後の改正で毎時6本に。増発した理由は、大学の郊外移転などでデータイムの利用者が増えたからだろうか。
快速が急行の上位というのは、スカイツリーラインで慣れているはずなんだけど、しっくり来ないよな。車種が快速と急行で同じだからなんだろうか。スカイツリーラインと違って。昔の伊勢崎線のように快速急行と快速も混在。設定時間帯がかぶらないから、ややこしくはないのだけどね。
読めなかったのは若葉停車、確かに乗降客が快速急行通過駅で一番多くワカバウォークがあるのだけど、鶴ヶ島との乗降客数なんて微々たるものだし。快速を川越市以北各駅にして急行の毎時6本化というのもいいのだけど、結局は最大待ち時間15分になってしまうのだな。そう考えると、数分のスピードアップでもいいから遠距離客の利便性を図った方がいいかもしれない。
快速は急行の5分後の発車、川越市以南で急行停車駅と同じ停車駅、以北で快速でしかフォローできないのは森林公園以北だということを考えると、快速利用者は急行で座るのを諦めた人がメインになるかもしれない。あとは和光市での地下鉄の接続がどうなるかで、利用率が変わってくるか。
最大待ち時間といえば、森林公園-小川町間の最大待ち時間が現状の24分から30分になりそうだ。この区間の増発しなかったからね。通学需要が見込まれる午後に、池袋40分の森林公園行を小川町まで走らせるのだろうか。
データイムの志木折返しは池袋発着、地下鉄直通共々廃止、朝霞は準3地6普4の13本が、準2地4普2の8本と大幅に減らされる。元々本数多過ぎというのもあるけど。なお、志木~川越市間の急行通過駅は準3地5⇒準2地4普2と毎時8本が維持される。
土休日のTJライナーの30分毎時間帯の拡大は、上り快速急行の30分毎時間帯の拡大に。森林公園などからの行楽客や、ハイカーに思わぬ恩恵をもたらすこととなった。秩父鉄道乗り入れは難しいとしても、寄居まで乗り入れれば長瀞からの行楽客を取り込めることができるのだけどね。あと東横線方面への乗継ぎパターンも気になるところ。わかりにくいから、池袋から湘南新宿ラインということにはならないでほしい。
東武東上線は、データイム準急が3本から2本になったわけだが、逆にデータイム準急が2本から3本になった私鉄が西にあるので、それは後ほど。
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