しーさるの鉄日記

東武佐野線

東武佐野線は館林駅1番線ホームから発車する。行き止まり式でホームの先には伊勢崎線上りホームと駅舎がある。館林を出た佐野線は右カーブで伊勢崎線から分かれ、館林の町の中を北東へ向けて走る。

渡瀬は島式、下り線の館林寄りから少し離れたところに駅舎があり、ホームとは地下通路で結ばれている。駅舎はプレハブ構造、駅前には狸の家族の置物が住み着いている。近くには足尾鉱毒事件田中正造記念館があり、駅前広場には看板が大きく掲げてある。駅舎と逆側には側線が1本あり、その向こうは空き地ごしに新興住宅地になっている。

解体車両が留置してある北館林荷扱所を過ぎると、築堤に上がり渡良瀬川を渡る。ここから栃木県佐野市に入る。国道50号線をアンダークロスすると島式の田島に到着する。葛生寄りに短い上屋、その上屋からホームを降りたところに簡易Pasmo改札、そして線路の両脇を結ぶ地下通路への階段がある。向かって右側の出口は線路と水路に挟まれており、自転車が数台駐輪してあった。左側の出口の近くには木造駅舎、駅舎の前には自転車が駐輪してあり閉鎖されているようだった。通常、無人駅では近くの商店や民家できっぷを販売しているが、ここでは出口横のプレハブ小屋できっぷを販売している。駅前には整備された県道が通っている。

佐野市は相対式、上下線の間にはつながってない線路が1本ある。駅舎は下りホームの館林寄り、上下ホームは地下通路で結ばれている。駅舎は緑の屋根の平屋構造、駅前広場は広く周辺は駐車場が目立つ。駅の右側には東武系のスポーツクラブがある。
佐野線は左カーブで180度まがり、佐野の市街地を取り囲む。その間にJR両毛線をオーバークロスする。佐野は島式、データイムの列車はここで交換する。小山行→佐野線、佐野線→高崎行の接続はいいがその逆は悪い。但し14時台は両毛線の交換の10分後に佐野線の交換となる。橋上駅舎はJRと共有、最近出来た橋上駅舎なので改札は別々である。南口は噴水を中心としたロータリーが整備、そこから延びる通りには街路樹が並んでいる。周辺には大きな商店がない。その代わりに駅前に佐野アウトレットへ向かうバスが乗り入れ、土日は若者の列ができる。北口は公園に直結、その手前を右に曲がり下に降りると、小さなロータリーと駐車場になっている。

佐野を出るとすぐに左カーブを曲がり北上する。堀米は島式、ホームの館林寄りに簡易Pasmo改札と詰め所があり、その先は線路の両脇を結ぶ地下通路への階段となっている。西口は大きめの石で区切られたロータリーが整備、小さい地下通路への入り口は少し不釣合いである。佐野の市街地の続きで周辺は新興住宅地である。東口は整備されてない広場で自転車が10台くらい駐輪してあった。
吉水も島式、ホームの館林寄りに簡易Pasmo改札と詰め所があり、その先は線路の両脇を結ぶ跨線橋につながっている。西口の駅前広場は整理されてないもののかなり広く、駐車場などに囲まれている。広場から延びる道路は街路樹が整備され自転車専用レーンもある。東口は水田と線路に挟まれた道路に出る。きっぷを販売する民家は両脇に2ヶ所ある。

田沼は島式、朝夜に運転されるりょうもうはここに停車する。上下線の外側には側線が1本ずつ、上り線側はさらに外側にヤード跡の空き地がある。下り線の館林寄りの外側に駅舎があり、ホームとは地下通路で結ばれている。田沼町の中心に近く、古くからの民家が密集している。
国道293号線が並行するようになると相対式の多田に着く。中線が撤去され上下線は離れている。古い無人駅舎は上りホームの葛生寄り、駅舎の隣では何か建物の工事中だった。下りホームの館林寄りには階段だけの出口があり、沿道にコンビニなどが建つ国道の方へ出れる。
佐野線は少し山に囲まれるところを走るようになり、国道293号線を2回アンダークロスする。葛生は向かって左側に片面ホームのある構造、ホームと逆側には側線が3本広がっている。駅舎は館林寄りのスロープを降りたところにあり、その横には臨時改札口がある。駅前から数百メートル離れた国道は歩道が綺麗に整備され、駅周辺より賑わっている。

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