アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

シネ始めは『マニカルニカ』と『燃えよスーリヤ!!』

2020-01-04 | インド映画

三が日が駅伝三昧と初詣三昧で過ぎ、今日から少しだけお仕事モードにスイッチ・オン。初詣は神社とお寺を合わせて11箇所回ったので(うちの周辺は昔の農村地帯のせいか、ありがたそーな神社やお寺が多い)、今年の懸案事項もクリアされて「万事如意」となるか、と期待しています。で、まずはお仕事始めに行ってきました『マニカルニカ ジャーンシーの女王』『燃えよスーリヤ!!』@川崎チネチッタ。どちらの作品もパンフ執筆等のためにすでに5~6回見ているのですが、やはりスクリーンで見たい。特に、『マニカルニカ』@チネチッタは大スクリーンなので絶対見たい! これまでの経験では、DVDで見ていて気がつかなかったことや物が、大スクリーン鑑賞で発見されるケースがよくあるのです。

ⒸEsselvisionproduction(p) (LTD)

『マニカルニカ』では、宮廷部分の美しさを大スクリーンで堪能しました。この作品の衣裳に関しては以前ちょっと書いたのですが、美術全般もすごく凝っています。一部にCGも使われているとは思うものの、かなりの部分が実際のお城等でロケされており、大画面で見るとその迫力がさらに迫ってきます。調べてみると、ラージャスターン州のアーメール・フォートナーハルガル・フォートジャイガル・フォートなどでロケされたことがわかりました。歴史の好きな方は事前にここのリンクから英語版Wikiをご覧になって、それから『マニカルニカ』を見てみて下さいね。チネチッタ午後2時半からの回は、大きなホールだったせいか4割ほどの入りでした。


ⒸEsselvisionproduction(p) (LTD)

一方、『燃えよスーリヤ!!』は午後6時20分からの回で、こちらはキャパは小さかったのですが、スクリーンはでっかくて大満足。お客様が30人ぐらいだったのは残念ですが、公開版は一部字幕が直されていたりしていて、マスコミ試写をやっている間に再検討なさったんだな、と関係者の皆さんのご努力に頭が下がりました。以前このブログで、『燃えよスーリヤ!!』の主題歌とも言うべき「ラッパン・ラッピ・ラップ」をご紹介した時の歌詞にも出てきたのですが、ハリウッド映画なのにインドで珍しくヒットした作品、『ジャングル・ブック』(2016)の主人公の名前「モーグリ」が台詞にも出てくるシーンがあります。それが「ターザン」に代わっていました。まあ、どちらにしても、ちょっとわかりにくい例えではありましたが。というわけで、充実のシネマ始めだったのでした。

 

2019 RSVP, a division of Unilazer Ventures Private Limited

チネチッタ、明日もダブルヘッダーが可能ですので、お正月休み最終日、よかったらトライしてみて下さい。

2019 RSVP, a division of Unilazer Ventures Private Limited

『燃えよスーリヤ!!』はYoutubeにいろいろメイキング画像がアップされていますが、その中から「インタビュー<スーリヤ篇>」と「インタビュー<スプリ篇>」を貼り付けておきます。あのアクションのすごさを大画面で見てきたあとでは、どちらも涙なしには見られません...。

映画『燃えよスーリヤ!!』12/27(金)公開/インタビュー<スーリヤ篇>


映画『燃えよスーリヤ!!』12/27(金)公開/インタビュー<スプリ篇>

 

スプリ役のラーディカー・マダン、確かアクションはまったくやったことがないはず、なのにすごいなあ、と思っていたら、1日4時間、毎日特訓で鍛えてもらって臨んだんですね。えらいっ! 皆さんもぜひ、スーリヤとスプリの華麗なアクションを大画面でご覧になって下さいね~。



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