アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

ヒンドゥーの神々が明日降臨!

2022-01-01 | インド文化

明日1月2日(日)から、福岡アジア美術館(略称:アジ美)で「ヒンドゥーの神々の物語」という展覧会が始まります。この展覧会は3月29日(火)まで続き、その後、岡山(7月上旬からの予定)と東京(9月下旬からの予定)でも開催される予定ですが、かなり大規模な展覧会となる見込みです。まずは下に、チラシの両面画像を付けておきます。アジ美の公式サイトもぜひご参照下さい。

裏面の{ }内に展覧会の構成が書かれていますが、見にくいと思うのでこちらにあらためて書き出してみます。

序章:インド世界の誕生―土・石・金属の造形
第1章:煌(きら)びやかなイメージ―更紗・細密画・ガラス
第2章:民衆に愛される神々―民俗画・刺繍・祭り
第3章:印刷術とグローバル時代の到来―書物・オレオグラフ・陶磁器
 ◇日本・ヨーロッパから輸出された品々
第4章:ヒンドゥーの神々の諸相
 ◇ヴィシュヌ神と叙事詩
 ◇シヴァ神とその眷属
 ◇女神とアプサラス
第5章:21世紀へ―物語は語り継がれる

その下にある画像等の説明の中に「黒田豊コレクション」というクレジット表記がいくつか見られるのですが、「インド通信」の会員でもあった黒田豊さんが長年にわたって収集なさった民俗画・宗教画等をアジ美に寄贈なさったもので、私たちはその前に何回かにわたって黒田さんのお宅にお邪魔し、コレクションをつぶさに見せていただきました。その時にうかがった収集時のご苦労話などは、1月9日(日)の黒田さんによるアジ美ギャラリートークでお聞きになれると思いますので、前述公式サイトのイベントカレンダーをご参照の上、ぜひアジ美にお出かけ下さい。私も、コロナ禍がなければアジ美に飛んでいきたいぐらいなのですが、東京での展示を楽しみにして待つことにします。今回も多分、充実した内容のカタログができると思うので、それも楽しみです。

年の初めに神様を拝むと福がやってくる、と信じて我々は初詣に行くのですが(私も今日は渋谷郵便局に行ったので、すぐ近くの宮益御嶽神社にて初詣)、ヒンドゥーの神々を拝むのもきっと御利益大だと思います。福岡の皆様、年初のうちにぜひ詣でて下さいね。最後に寅年なので、虎に乗った女神ドゥルガーの絵姿を付けておきます。インドではパソコン画面に神様を出して礼拝する人も結構いるため、この画像を拝んでも御利益があるかも、ですよ。


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