アジア映画巡礼

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「中国時代劇 ドラマ&スター完全ガイド」(キネマ旬報社)発売中!

2019-07-22 | 中国映画

キネマ旬報社の方から、新刊ムックのご案内をいただきました。いただいたメールにあったご紹介を、そのまま貼り付けておきます。


 キネマ旬報社の新刊ムック『中国時代劇ドラマ&スター完全ガイド』を、7月22日に発売いたしましたので、リリースをお送りいたします。

弊社では、読者から多くのご要望をいただき、『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』というムックを、早稲田大学の渡邉義浩先生監修のもと、2014年より発行してまいりました。 

現在では、製作費を50億円以上かけるような中国時代劇のドラマが多数あり、若手からベテランまで、錚々たる映画スターが主演を務めているので、ドラマと一口に言っても、映画並みの、またはそれ以上のクォリティとなっております。また、ワダエミさんが衣裳のデザインを担当するなど、世界中の才能が結集していることも話題で、日本では流行に敏感な女性を中心に、かつてなく盛り上がりを見せています。 

本日ご案内する『中国時代劇ドラマ&スター完全ガイド』も、その読者の声から生まれ、「スターもドラマも、この1冊ですべてわかる」をコンセプトに編集をいたしました。
こちらをご参照の上、ぜひお手にとっていただきたく、何卒よろしくお願いいたします。

            

う~む、中国時代劇ドラマだけで、こんなムック本の需要があるとは、うかつにもその流行ぶりを知りませんでした。ホアン・シュエン(黄軒)、ヤン・ミー(楊)、ヤン・ヤン(楊洋)、ウォレス・フォ(霍建華)、ウィリアム・フォン(紹峰)らがすごい人気なんですね。確かに、ホアン・シュエンは『芳華ーYOUTHー』(2017)でも素晴らしい演技を見せてくれていましたし、その前の『ブラインド・マッサージ』(2014)でも注目されていました。『西遊記』シリーズのウィリアム・フォンや、『小時代』シリーズのヤン・ミーはもうベテランと言ってもいいですし、そういう人たちがどんどん時代劇ドラマに出ているのなら、ドラマの質もぐっと上がろうというもの。この本をまさにガイドブックにして、中国時代劇ドラマに詳しくなれば、中国の歴史にも一段と馴染めそうです。

それから、韓流ドラマ、華流ドラマだけでなく、今やインドのドラマも日本で配信されたり、Netflixで見られたりするようになってきました。例えば、「聖なるゲーム(Sacred Games)」はクライムものというか、かなりダークなサスペンス・ドラマで、サイフ・アリー・カーンとナワーズッディーン・シッディーキー主演の作品なのですが、日本のNetflixでも配信中です。アヌラーグ・カシャプとヴィクラマーディティヤ・モートワニーが監督なので、映画に劣らぬ見応えではあるものの、R15指定ぐらいになりそうな内容で、家庭で見るには注意が必要です。「聖なるゲーム」の他にも、いろんなドラマが登場してきていますので、そのうちインド・ドラマ・フリークが増えてくるかも知れませんね。とはいえ私は、「ミセンー未生ー」みたいな健康的なドラマが見たいなあ...。

 


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