いよいよ今週末、「ウィッキーさんの国際講演会」が開催されます!
チケット残りわ9月月ずかです!
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日 時 9月6日(金)19時00分~
会 場 新潟職業能力開発大学校 多目的ホール(定員240名)
新発田市新富町1-7-21
参加費 500円
チケット取扱い
caffenova/からころ屋/セキカワカナモノ/TAICOや
主 催 アサテラの会
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そして、明日(9月3日)、FMポートのmintconditionで講演会を紹介してもらえることになりました。
Mintフレーバー というコーナーで、11:15~です。
そして、
9月6日にウィッキーさんを新発田に呼ぶ理由を、街角compassに9月号に寄稿しました。
以下、テキストです。
※一部追加記載あり
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スリランカはインドの南に位置する北海道ほどの大きさの島国です。戦後の日本が、ある一人のスリランカ人の演説で救われたことはあまり知られていません。
1951年、サンフランシスコ講和条約が調印され、日本は占領統治から独立することになりますが、敗戦国の日本は、多くの国から多額の賠償を求められ、東西ドイツのような日本分割案も出されていました。
日本の処遇を決める講和会議では、被害を受けた国々がそれぞれの立場から演説し、日本にとって厳しい状況でした。この中でスリランカの代表として演台にたった人物が、ジャヤワルダナ氏でした。
日本軍からの空襲を受け、一大産業の天然ゴムの大量採取等の被害も受けたスリランカですが、同氏は、このように語られたました。
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スリランカも大きな被害を受け、日本に損害賠償を求める権利があります。しかし我が国は日本に対するこの権利の一切を放棄します。何故なれば、ブッタは「憎しみは憎むことによっては消えず、愛することによってのみ無くなる」と説かれました。
アジアの仏教国はこのブッタの教えを共有し、繁栄を共にしてきました。私たちもこの教えに従い、日本に対して賠償を求め、日本の自由を制限するのではなく、独立国として国際社会に復帰することを望みます。アジアの将来にとって、独立した自由な日本が必要です。
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この演説が終わると、あまりの拍手で会場の窓のガラスが割れるのではないか心配した程であったと当時の新聞は報じています。この演説後、講和会議の雰囲気が一変し、演説が行われた9月6日の二日後にサンブランシスコ講和条約は調印されました。
今年の9月6日、新発田では、スリランカ出身のウィッキーさんの講演会を開催しようと企画が進んでいます。