この話は、ブログで最初に月神を取り上げた頃から書きたいと思っていました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
話の導入部分はかなり興味深い物なのです。
しかし肝心の核心部分に迫りそうな所で、決め手を欠いてしまう感じがします。
別の視点からも核心部分に迫ろうと考えているのですが、やはり最後の決め手に欠けてしまいます。
とりあえず考えてるだけでは核心に迫るのが難しいかもしれない。
少しずつブログに書きながら核心に迫れたらいいかな。
見切り発車です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
《日付の数え方》
月の日付を数える時に使う言葉があります。
ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか、むいか、なのか、ようか、ここのか、とうか。
これは現在使われていますよね。
この言葉は平安時代ぐらいまでは遡れるみたいです。
ついたち(つきたち)、ふつか、みか、ようか、いつか、むゆか、なぬか、やうか、ここぬか、とをか。
現在はあまり気にしませんが、元々は月を数える言葉です。
現在の太陽暦では月の運行とは全く関係ありませんが、昔使われていた太陰暦では日付は即ち月の状態を表していました。
「日付」と言いますが、「月付」と言ってもいい物かもしれません。
日付は月を数えていたのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
では月をどの様に数えていたのでしょう?
ちょっと抽象的すぎる問いかけでしたね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
月をどの様に見立てて数えていたのでしょうか?
それを分かりやすくするために、日付を分解してみましょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_8.gif)
ついたち(つきたち)
ふつか(hutuka)
みか(mika)
ようか(youka)
いつか(ituka)
むゆか(muyuka)
なぬか(nanuka)
やうか(yauka)
ここぬか(kokonuka)
とをか(towoka)
赤文字に注目してみてください。
(uka)と言う文字が浮かび上がってきます。
(uka)は「ウカ」ですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
月を数えるのに「ウカ」が使われています。
ここで思い出される神様がいます。
ウカノミタマ(宇迦之御魂)
その名の通り、「ウカ」の御霊の神様です。
※実はここまでは、私が見付けたのではなくある本からの受け売りです。
今まで中々この記事を書き始めなかったのもこの為です。
ならばその本の内容を書けば?とお思いかもしれません。
ただその本のこの後の展開が自分的に納得できない物でした。
内容が難しすぎて理解できなかったのと、本に出てくる他の神様の見方が私と違うため、
途中で読むのを止めてしまいました。
ただこの導入部分に関しては目から鱗でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
本の名前は…忘れてしまいました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
青いハードカバー本だった気がします![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
《ウカノミタマ》
ではウカノミタマとはどんな神様なのでしょう?
平安時代の『延喜式』(大殿祭祝詞)ではトヨウケヒメについて、「これ稲の霊(みたま)なり。世にウカノミタマという。」と説明している。
(ウィキペディア)
鎌倉時代に伊勢神宮で編纂された「神道五部書」には、内宮と外宮の主な社殿と祭神が記されている。その一つ、『御鎮座伝記』では内宮について、「御倉神(みくらのかみ)の三座は、スサノオの子、ウカノミタマ神なり。また、専女(とうめ)とも三狐神(みけつかみ)とも名づく。」と記される。
外宮についても、「調御倉神(つきのみくらのかみ)は、ウカノミタマ神におわす。これイザナギ・イザナミ 2柱の尊の生みし所の神なり。また、オオゲツヒメとも号す。また、保食神(ウケモチ)とも名づく。神祇官社内におわす御膳神(みけつかみ)とはこれなるなり。また、神服機殿に祝い祭る三狐神とは同座の神なり。故にまた専女神とも名づく。斎王専女とはこの縁なり。また、稲の霊もウカノミタマ神におわして、西北方に敬いて祭り拝するなり。」と記される。
(ウィキペディア)
ここで注目して欲しい点は…
①ウカノミタマは穀物・食物の神様ですが、他の穀物・食物の神様と同一視されるようになる。
②調御倉神(つきのみくらのかみ)
③日数の数え方からも分かるように、ウカノミタマは月と関係深い神様。
《アマテラスのお食事》
アマテラスのお食事は、②からも分かるように「御調(みつぎ)の御蔵」からアマテラスに饗されます。
そしてアマテラスに饗される御調(食事)とは、②の読みから調(つき)と考える事ができます。
ウカノミタマは穀物・食物の神様ですが、今までの事から考え合わせると、ウカノミタマの「ウカ」はどうやら「調(つき)」「月(ツキ)」を表しそうです。
「ウカ」は月を数える言葉に使われる事から考えると…
「ウカ」の「カ」は輝きを表す「カ」ではないかと思います。
「ウカ」の「ウ」は…
色々考えているのですが、まだジグソーパズルのピースがつながらない感じです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_8.gif)
ここで一つ思い出して欲しい事があります。
月は太陽が天空にあると消えてしまいます。
空に浮かぶ月は、日出とともに消えてしまいますよね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
古代の人は、月は太陽(アマテラス)に食べられると考えたのでしょう。
アマテラスのお食事は月なのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
そしてウカノミタマは元々は月神様と言うことになりそうです。
そこで気になるのが①です。
ウカノミタマと同一視されていった神様達はどうなのだろう?
この神様達もウカノミタマと同様に元々は月神様だったのではないでしょうか。
古代にはツクヨミ以外に月神様が何柱もいた可能性が出てきました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_8.gif)
つづく![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
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話の導入部分はかなり興味深い物なのです。
しかし肝心の核心部分に迫りそうな所で、決め手を欠いてしまう感じがします。
別の視点からも核心部分に迫ろうと考えているのですが、やはり最後の決め手に欠けてしまいます。
とりあえず考えてるだけでは核心に迫るのが難しいかもしれない。
少しずつブログに書きながら核心に迫れたらいいかな。
見切り発車です
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《日付の数え方》
月の日付を数える時に使う言葉があります。
ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか、むいか、なのか、ようか、ここのか、とうか。
これは現在使われていますよね。
この言葉は平安時代ぐらいまでは遡れるみたいです。
ついたち(つきたち)、ふつか、みか、ようか、いつか、むゆか、なぬか、やうか、ここぬか、とをか。
現在はあまり気にしませんが、元々は月を数える言葉です。
現在の太陽暦では月の運行とは全く関係ありませんが、昔使われていた太陰暦では日付は即ち月の状態を表していました。
「日付」と言いますが、「月付」と言ってもいい物かもしれません。
日付は月を数えていたのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
では月をどの様に数えていたのでしょう?
ちょっと抽象的すぎる問いかけでしたね
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月をどの様に見立てて数えていたのでしょうか?
それを分かりやすくするために、日付を分解してみましょう
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ついたち(つきたち)
ふつか(hutuka)
みか(mika)
ようか(youka)
いつか(ituka)
むゆか(muyuka)
なぬか(nanuka)
やうか(yauka)
ここぬか(kokonuka)
とをか(towoka)
赤文字に注目してみてください。
(uka)と言う文字が浮かび上がってきます。
(uka)は「ウカ」ですね
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月を数えるのに「ウカ」が使われています。
ここで思い出される神様がいます。
ウカノミタマ(宇迦之御魂)
その名の通り、「ウカ」の御霊の神様です。
※実はここまでは、私が見付けたのではなくある本からの受け売りです。
今まで中々この記事を書き始めなかったのもこの為です。
ならばその本の内容を書けば?とお思いかもしれません。
ただその本のこの後の展開が自分的に納得できない物でした。
内容が難しすぎて理解できなかったのと、本に出てくる他の神様の見方が私と違うため、
途中で読むのを止めてしまいました。
ただこの導入部分に関しては目から鱗でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
本の名前は…忘れてしまいました
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青いハードカバー本だった気がします
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《ウカノミタマ》
ではウカノミタマとはどんな神様なのでしょう?
平安時代の『延喜式』(大殿祭祝詞)ではトヨウケヒメについて、「これ稲の霊(みたま)なり。世にウカノミタマという。」と説明している。
(ウィキペディア)
鎌倉時代に伊勢神宮で編纂された「神道五部書」には、内宮と外宮の主な社殿と祭神が記されている。その一つ、『御鎮座伝記』では内宮について、「御倉神(みくらのかみ)の三座は、スサノオの子、ウカノミタマ神なり。また、専女(とうめ)とも三狐神(みけつかみ)とも名づく。」と記される。
外宮についても、「調御倉神(つきのみくらのかみ)は、ウカノミタマ神におわす。これイザナギ・イザナミ 2柱の尊の生みし所の神なり。また、オオゲツヒメとも号す。また、保食神(ウケモチ)とも名づく。神祇官社内におわす御膳神(みけつかみ)とはこれなるなり。また、神服機殿に祝い祭る三狐神とは同座の神なり。故にまた専女神とも名づく。斎王専女とはこの縁なり。また、稲の霊もウカノミタマ神におわして、西北方に敬いて祭り拝するなり。」と記される。
(ウィキペディア)
ここで注目して欲しい点は…
①ウカノミタマは穀物・食物の神様ですが、他の穀物・食物の神様と同一視されるようになる。
②調御倉神(つきのみくらのかみ)
③日数の数え方からも分かるように、ウカノミタマは月と関係深い神様。
《アマテラスのお食事》
アマテラスのお食事は、②からも分かるように「御調(みつぎ)の御蔵」からアマテラスに饗されます。
そしてアマテラスに饗される御調(食事)とは、②の読みから調(つき)と考える事ができます。
ウカノミタマは穀物・食物の神様ですが、今までの事から考え合わせると、ウカノミタマの「ウカ」はどうやら「調(つき)」「月(ツキ)」を表しそうです。
「ウカ」は月を数える言葉に使われる事から考えると…
「ウカ」の「カ」は輝きを表す「カ」ではないかと思います。
「ウカ」の「ウ」は…
色々考えているのですが、まだジグソーパズルのピースがつながらない感じです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_8.gif)
ここで一つ思い出して欲しい事があります。
月は太陽が天空にあると消えてしまいます。
空に浮かぶ月は、日出とともに消えてしまいますよね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
古代の人は、月は太陽(アマテラス)に食べられると考えたのでしょう。
アマテラスのお食事は月なのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
そしてウカノミタマは元々は月神様と言うことになりそうです。
そこで気になるのが①です。
ウカノミタマと同一視されていった神様達はどうなのだろう?
この神様達もウカノミタマと同様に元々は月神様だったのではないでしょうか。
古代にはツクヨミ以外に月神様が何柱もいた可能性が出てきました
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つづく
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