『いぬのえいが』

先日、『いぬのえいが』という映画がテレビで放映されてたので見ました。

上手いっ！
作り方が非常に上手くて、
「やられた～っ！」ってカンジでした。

この作品、オムニバス形式になっていて、
それぞれがもちろん犬にまつわるお話。
犬映画に定番の感動モノもあれば、
コミカル系もあるんですが、
私が新鮮だったのは、
コミカル系の方のオチの付け方。

もうこのオチがあれば、
その前のエピソードなんかどーでもいいな、
ってくらいの、さっぱりしたまとめ方で、
まさに自分が目指すタイプの短編の作り方。

とまあ、
ネタバレはしたくないので、とても抽象的な書き方になり、
この映画を見てない人にはまったくもって
チンプンカンプンな説明ですね（笑）。

ま、とにかく、いい映画だったな、っと♪（＾＾）

もちろん最後の話では泣かずにいられませんでしたヨこれが（＾＾；
犬を飼ってる人なら、絶対自分の犬が映画の中の犬と重なって見ちゃうから、
泣きますよ確実に！（＾＾；

で、実は今、
アポロを使った漫画でも作れないかと、
色々と企画を練っているのですが、
これがなかなか意外と難しくて…。

難しいというのは、
ワンコを題材にするとですね、
これが意外とどんな方向にも話が作れてしまうので、
どの世界観で行こうか悩むんですよ…。

「スヌーピー」みたいに周りに人間が登場するタイプの作品にするか、
あるいは「のらくろ」のように、犬を擬人化させるといいのか…、
はたまた、現実の世界とリンクさせるような、
コラム的なほのぼの飼育日記風にした方がいいのか、等々…。

でもこの『いぬのえいが』を見て、
こんな方法もあったのか～って衝撃を受けましたです。
自分が考えてて漠然と頭の中でモヤモヤ浮かんでたものが、
この映画は全部やってるんです！
なんかいいヒントをもらった感じです（＾＾）

来年は戌年でもありますし、
何か面白いワンコの作品でも作れたらいいな～
と思う今日この頃なのです。

「いっせいのわんわん映画かんしょう日記＆なめ猫日記　いぬのえいが。」にＴＢ