【北京14日時事】中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した金融報告によると、今年4月末の中国の通貨供給量(M2)残高が36兆7000億元(約572兆円)となり、前年比17.1%増加した。
伸び率は3月末(17.27%)とほぼ同じで、依然として高い水準。4月末の人民元建て貸出残高は24兆4000億元で、前年同期比16.5%の増加。増加幅は前月末を0.3ポイント上回った。
人民銀行は、貸し出しの勢いが鈍化せず、固定資産投資にも再拡大の兆しがあるとして、今年に入って、預金準備率を4回、貸出金利・預金金利を1回、それぞれ引き上げた。(了)
伸び率は3月末(17.27%)とほぼ同じで、依然として高い水準。4月末の人民元建て貸出残高は24兆4000億元で、前年同期比16.5%の増加。増加幅は前月末を0.3ポイント上回った。
人民銀行は、貸し出しの勢いが鈍化せず、固定資産投資にも再拡大の兆しがあるとして、今年に入って、預金準備率を4回、貸出金利・預金金利を1回、それぞれ引き上げた。(了)