@Guitar & Music & China

日本・中国を中心とした主に音楽と楽器を紹介します(節操はありません(笑)楽器は主にGuitarです)

【中国通貨】ほんのちょっと昔の通貨

2006-12-25 | その他諸々

え~、ちょっとした豆知識にお付き合い願います・・・いやっ?そんな事言わんと(笑)

面白い物が手に入ったので紹介して見ようと思います・・・ちょっとスキャン疲れはありますが(笑)
まぁ、暇があったら読んで見て下さい。天安門事件の頃のお話(だと思う)になります。

1988年ですかねぇ、私の姉が中国は北京に語学留学致しましてねぇ・・・何で又?と
当時の人は口々に仰ったそうです・・・まぁそりゃそうですよねぇ、国交正常化して15年
経つか経たぬやの時期ですからね、無理もありません。

最初にちょっとおさらいをしてみますね。
現在の発行されている通貨(紙幣)は全て毛主席になっているのは周知の事実です・・・よね?
でも、まだそれ以前の紙幣も使われていまして・・・どうやら紙幣を回収すると言う事を
中国人民銀行はしないそうで、ゴミと間違えそうな旧紙幣がゴロゴロしてます(笑)

そんな中、たま~~~~~~に旧紙幣と出くわすと、すかさずポケットにしまい込む私。
当局にとっちゃ良い回収人なんだろうなぁなんか思ったりします(笑)
なにせ、旧紙幣で偽札が結構出回ったらしいんでねぇ(最近は毛さんの百元札も標的とか)

途中から意識して集め出しましたが、集め始めると・・・まぁ簡単簡単!
結構公共交通機関を使うもんで(貧乏人で~す♪)小銭をそこそこ使うんですが
お釣りを貰う時なんかに結構混じってたりします。
良~く見てると、バスで車掌さんに旧札を出す人がいると、車掌さんは避けて置いて
お釣りの人がいると、とっととその旧紙幣を使ってしまいます・・・結構お荷物なのね (;^_^A

で、集めたのがこちら(まだ行けばたま~に見られる札です)


まずは角から・・・一角でんな
一角

一角裏

二角でおま(ボロボロでしょう?(笑))
二角

二角裏

次は三角~はないので五角(笑)
五角

五角裏


この札には”jiao”と併音が書かれていますが、呼び名は”mao”になりますね。
(多分”毛”の”mao”だと思うけど・・・分からん(笑))

次は”元”ですね~、まずは一元
一元

一元裏

続きましては二元
二元

二元裏

五元はこんな感じ
五元

五元裏

結構集まったな・・・十元
十元

十元裏

一つ飛ばして五十元
五十元

五十元裏


これも併音では”yuan”と表記されてますが、呼び方は”くわい”併音は”kuai”`字はねぇ[土夬]←こんな感じ (-_-;

生活習慣的には”yuan”は使いませんね、実際の所。一度だけ聞いたのが天安門に登る時に
荷物を預ける所のお兄ちゃんからでした。
言われた金額を出そうとしてると”分からないのかな?”と言った感じで”○○yuan”と言いました。
いやっあの~分かってるんですけど、中々お金が・・・みたいな感じでしたね(笑)
残念ながら二十元と百元は旧札で貰った事はないので”次回こそ”と思う私でありました。

・・・と、ここで終るとタイトルと何が関係あんねん!と怒りを買いそうですが (^^;;
実は大掃除をしていましたら、昔中国で使っていた札が出てきましてねぇ・・・私も初めて見た(笑)
こう言う変なもん集めるの大好きなもんで、少しおこぼれを頂戴致しましての紹介です。

実際の所、いつまで流通していたお札かは定かではありませんが、1990年前後には流通していたようです。

まずは、今は滅多に見ない”分”からで”一分”
一分

一分裏

続きましては二分
二分

二分裏


さて!お次に控えしは~・・・一角(笑)
一角

一角裏

ドンドン行きましょう!二角!!
二角

二角裏

良く残ってたなぁ!五角!!
五角

五角裏


当時は大金!一元!!
一元

一元裏


いやぁ今見るとホントに”人!民!元!!”て感じがしますねぇ・・・絵柄が(笑)
大きさは面倒っちいんで同じ大きさにしてますが、金額が大きくなるほどお札がでかくなるのは
今も昔も変わらないようです・・・でかきゃ良いってもんでもないけどね(笑)


・・・とまぁここまでは、当時の中国人民が使っていた物ですが・・・もったいつけてる(笑)
当時は、外国人は外国人専用の通貨(と言うか札)があったとの事で、それも貰いました。
外国人の使うお札は普通に街中で使えますが、その札を貰った中国の人は銀行へ行って
通常使う人民元に交換して貰っていたそうです・・・となると、やっぱ出てくるのが裏ルート(笑)

何やら裏の両替所があったらしく(去年くらいに、その建物はなくなったようですが)
最高で額面の2.5倍くらいで両替して貰えたようです・・・ボッてたか?中国政府??(笑)
そのせいか、当時のレートは最近よりもはるかに高く、一元≒150円くらいだったそうです。
(現在の凡そ10倍!たっか~~~~い!

まぁ物価もその分安かったようで、一日一元あれば相当遊べたそうです。
もっとも、今でこそお店の人が接客してくれたりなんかしますが、当時は酷いもんで
こっちから”あれを見せてくれ”と言っても中々取ってくれず、何回か言ってやっと取って貰った
そんな話も聞きました(しかもほん投げたとか?(笑))
この辺りが、働いても働かなくても賃金は一緒の共産主義の弱点ですかね?
今じゃ共産党一党独裁の自由主義国家化してますからね(笑)イヤ、ホント(爆)

今は向こうから売りに来ますからね・・・パチもん!それと”カラオ~ケ”の姉ちゃん(笑)
変なトコは真似すんなよ~!頼むからな・・・って、私が頼んでも・・・ねぇ(笑)

おっと、グダグダ言い過ぎた・・・また字数制限突破か?とっとと本題を見せよう!
てな訳でお見せ致します、外国人用紙幣(発行は”中国人民銀行”じゃなくて”中国銀行”です)

さて行きますか!まずは一角から
一角

一角裏

続いては五角
五角

五角裏


”分”がないから早いや(笑)一元
一元

一元裏

よっ!お金持ちっ!!五元
五元

五元裏

当時最高額紙幣かな?十元
十元元

十元元裏



・・・とまぁ、駆け足で見て来ましたが、経済発展に紙幣が追いついていない現状の中国。
未だに最高額紙幣が百元・・・小売店で紙幣数える機械が置いてあるの見たの、中国が初めて(笑)
そろそろ、千元札(最低でも二百元とかね)作らないとヤバそうだけど・・・偽札が恐い中国でした!

蛇足:雑誌とかが9.98元とかで売ってるのに、二分お釣りくれへんかった・・・
   と言うより”分”は基本無視されてますね(笑)

以上、ちょっと昔の通貨事情でした!チャンチャン!!

ちょっと大きめな紙幣の画像はこちら



 

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