Yesasiaより引用
2003年末、この世を去った梅艷芳（アニタ・ムイ）が最後の心血を注いだコンサート
「經典金曲演唱會」がDVDでいよいよ登場。
衝撃の死からわずか1ヶ月前、香港コロシアムで行われた8回に及ぶコンサートでは
病気など微塵も感じさせないエネルギッシュでセクシーなステージを披露。
ウェディングドレスを身にまとい「夕陽之歌」を歌うラストは胸に迫るものがある。
Disc2には同コンサートの中国語字幕付きカラオケを、Disc3には張學友（ジャッキー・チョン）との「祝福」や
陶（デビッド・タオ）を迎えての「沙灘」など、豪華なゲストシンガーとのデュエットを収録。
以前、北京で買ったＶＣＤを紹介した事のある作品ですが、今回（と言っても半年前（笑））に行った香港で
たまたま目にしたので買って来ました。北京でも見掛けたんですけどね、このＤＶＤ。
では何故北京で買って来なかったかと言いますと・・・単純に”デカかった”それが理由です（笑）
最初に見掛けた頃からデカかったんですが、何か行く度にデカくなって行った感じで
最後に見掛けた頃には、布張りの箱に入った豪華版と化していました。
価格的には買えない事はなかったんですが、毎回持ち帰る荷物が多いもんで個人的な物で余り大きな物は控えたい。
・・・と言うより入るスペースがなかったと言った方が早いですね、なんせ節操無いから（笑）
で、内容なんですが（こっからが本題）...梅艷芳（アニタ・ムイ）最後の演唱會と言う事で
（発売時には既に亡くなっていました）細大漏らさず記録と記憶にアニタを留めておきたい
そんな意気込みを感じさせてくれるような、構成になっている印象を受けます。
３枚組のＤＶＤですが、Disc1とDisc2は内容的には全く同じで、Disc1は演唱會鑑賞用・Disc2はカラオケ用となっています。
それぞれがＤＶＤ-９（片面二層）ですので、容量的には相当余裕があったはずなんですが
カラオケ用字幕や通常字幕、更にはカラオケ用音声と通常音声等を一緒に入れると、それだけで容量が増えてしまい
画質が落ちてしまう。アニタが命をかけた演唱會だから出来るだけ綺麗な映像で残したい。
そう言った想いでこう言う構成にしたのだと思います・・・
Disc3には演唱會にゲスト出演したアーティストとの共演影像と特別影像で構成されています。
こちらはカラオケ用と演唱會用の音声や字幕が一緒に入っていますが、曲数が少ない事でそうなったのだと思います。
再生時”アングル切り替え”が付いていたので”どう言うアングルが見られるのかな？”と切り替えた所
同じ影像でアングル１がカラオケ字幕有り、アングル２がカラオケ字幕なしと言う構成でした。
デフォルトはカラオケが主音声及び主影像となっている変則構成となっています。
2003年9月に子宮頸癌を公表し、この演唱會が11月に（８日間連続で）行われましたが
すでにこれが最後の演唱會になるだろうと、皆分かっていたのでしょう。
これでもかと言う位の豪華ゲストが勢ぞろいしています。
演唱會は病気を微塵も感じさせない程パワフルな物で「これならば回復するかも」と思っても可笑しくない内容でしたが
そんなファンの願いも届かず、同年12月30日この世を去りました。
名前を見てもピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、良く成龍（ジャッキー・チェン）の映画等にも出演していました。
私も何を隠そうアニタを知ったのは成龍（ジャッキー・チェン）の映画でして
「どこかで見た事ある顔だなぁ」と思ったら梅艷芳（アニタ・ムイ）だったと言う、お馬鹿な落ちがあります（笑）
他にも”川島芳子”を演じたりしていて、北京に行った時には毎日深夜にアニタの映画を２本づつ流していて
ついつい見てしまい寝不足になったりしてました (^^ゞ
音楽ファン・映画ファンを問わず、一度は見て頂きたい影像である事は確かです。
梅艶芳/陳慧琳 蔓珠莎華
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