雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(電力)記録的な大雪、生活混乱 暖房フル稼働 中部電は最大電力更新

2005年12月20日 | 春恋歌(地域の話題)
今冬一番の寒気の影響で十九日も各地で記録的な大雪となり、交通機関が乱れたほか、生鮮野菜なども入荷が困難になるなど経済にも影響が及んだ。二十日は冬型の気圧配置が弱まり、厳しい寒さが和らぐ見通しだが、二十二日からは再び強い寒気が流れ込み、混乱が続く恐れがある。

 大雪の影響で東海道新幹線は始発列車から、上りが京都-豊橋間で、下りが豊橋-新大阪間で時速七十キロから二百三十キロまで減速運転し、上下二百七十七本が八十三分から十一分遅れ、約二十万人に影響した。東北新幹線でも、福島県西郷村のJR新白河駅で、ポイントに雪が詰まって切り替わらず、やまびこ212号が駅の手前で一時停車した。

 空の便も日本航空が羽田発秋田行きや、羽田発札幌行きなど計三十便が運航を見合わせた。全日空が計二十六便が欠航し、約千六百三十人に影響が出た。

 一方、この影響で生鮮野菜は早くも入荷難から値上がりする品目も出ており、魚介類も含め市場での高騰が懸念されている。また、大雪に伴い暖房用電力需要も急増。五十八年ぶりの大雪に見舞われた名古屋市などに電力を供給する中部電力は同日、最大電力が二千三百五十三万キロワットとなり、冬季の最大電力記録を更新した。

 記録更新時の名古屋市の気温は一・一度。これまでの記録は今月十三日午後六時の二千三百三十三万キロワットで、それまでの記録である二〇〇一年一月十六日午前十時の二千二百九十三万キロワットを四年十一カ月ぶりに更新したばかりだった。

フジサンケイ
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