上田力 「クロス・トーク」

作・編曲家、ピアニスト:上田力とスタッフが徒然なるまま語ります。

チョー嬉しかった

2009-12-13 | diary
正味1年ぶりの12月8日、[ Jobim My Love -Act48 ] は、なによりも心配だったキャパ50人という会場が、どうやら埋まる程度の人が来てくれてホッとする以上に、とても有難かった。

ボク自身は "病後の日が浅い "ということは、ほとんど気にならない体調だったし、むしろ指の動きやライブ感が、どのくらい取り戻せるかの方に気をとられていて、結果としては、それもどうにかクリアーできたナと思っていたけれど、"病後" を心配しながら来てくれた親しい仲間から "スゴイ回復力にびっくりした!"という声が多く聞かれ、こういう人たちに支えられているからこそ "音楽的"にもうまくいったんだという実感を強くしたし、とても嬉しくなった。

意外だったのは、この日も御夫妻で見えていたJ医大病院のI先生夫人から "なんてキレイな指!"という[ Jobim My Love ]では初めてのおホメの言葉を頂いたこと・・・勿論、84歳の老人の指がそんなにキレイなはずはなく、弾く時の指のフォームと動きのことを言って居られるのだナと思えるから余計嬉しかった。

そして翌日の朝、K病院での月例受診でT先生の "昨夜はとても楽しかったワ、でも、もっと元気になってもらわなちゃネ" という言葉から、患者としてよりもピアニストに対してと思える心遣いが感じられたのは、何といってもチョー嬉しかったことのひとつ!!