海流のなかの島々

狭く浅くな趣味のあれこれを
波の彼方から語ります

林家染丸ぷろでゅーす第三回「四葉の会」 @天満天神繁昌亭 6/13

2008-06-25 14:10:02 | 落語
ようやく繁昌亭に行ってきました!建物左にあるのは初代桂春団治師匠の顔ハメ。顔ハメ好きのワタシとしては是非顔を突っこんでみたかったけど、一人で突っこんでも自分には見えないし泣く泣く諦めた 誰か一緒に行って写真を撮ってぇぇ~!

     

これが当日の出演者 上は昼の部。私が行ったのは下の夜の部です。
   
     

・「七度狐」 林家染丸 
なんと前座が「ちりとてちん」でもお馴染みの染丸師匠。35年ぶりの前座だとおっしゃってました。この後NHKで公開収録があるので早く出番を終わらせなきゃいけないかららしい ホント、落語ブームですなぁ。これはお伊勢参りの旅人二人が道中で狐に化かされる咄で、前座はこういった旅咄をすることが多いんだって。次の段取り次第でどこででも咄を終わらせられるから。しかし前座なのに30分みっちりやってくれました。やっぱり話しだすと止まらんのだろうか

・「千早ふる」 林家染弥
以前拝見したときは「関ジャニ系」で売り出し中だったのにすっかり丸~い身体になってましたワ 

・「世帯念仏」 桂あさ吉
吉弥さんの兄弟子ですね。中川家のお兄ちゃんのほうをひょろっと背を高くした感じ。雰囲気もよく似ていて、無表情の中になんともいえない面白みがある。話し始めた時は「この人下手なんじゃない?」と思ったけど、聴けば聴くほどスルメのように味が出てくる。「世帯念仏」は短いからと、入門するまでのいきさつをずっと枕でやってましたが面白かった!最初は米朝師匠のところへ行ったけど、もう弟子を育てるのはしんどいから吉朝のところへ行けと言われたとか。

・「二人癖」 桂三四郎
三枝師匠の弟子です。26才、若い!顔もヘアスタイルもロンブーの淳似のイケメンでした。こやつ、自分がカッコイイことを分かってるんだろうなぁ~。生成っぽい着物に黒の羽織で出てきやがった。この嫌味な感じがキライな人はキライでしょうが、やっぱオトコマエだもん、許しちゃうわー 落語の方はまだまだでしたけどね

・「影清」 林家染左
この方もひょろっとしてとぼけた雰囲気がありますね。ちょっと林家染二さんにも似てるかも。目の見えなくなった職人が、御利益があるという観音様に百日詣をする咄。「目が見えない」という芝居がよかったけど、もう少し泣かせてほしい。


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