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詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2025-03-18 16:45:00 | 日記
10月に入り
海外の出張から戻ってきた兄が
二日間ほど
地元に戻ってきてくれた


49日が来るまでに
女性と早く話を済ませておきたいと
保険屋のHさん
司法書士さんを実家に来てもらい
女性と兄とで
話し合いをすることになり


実家へ兄を連れて行くので
ワタシも当然同席した



砂糖とミルクは
自宅から用意して持っていき
コーヒーだけは
ワタシが淹れた


コーヒーカップの中で
ゆらゆらコーヒーパックが揺れる
謎の飲み物をとても出せないからだ




話し合いでは

父の残した預貯金
2,000,000円の死亡保険金
投資していた株
実家の土地、建物を
兄と女性とで50%ずつ
相続することにして
司法書士さんに
手続きを依頼するということを



保険屋のHさんから
女性にわかりやすく
丁寧に話していただいた



女性は全く理解をしないどころか
すぐに猛反対をした
妻である自分が全てを受け取るのが
当然のはずだ


自分の国では
子供が親を敬って
財産などは
どうぞ使ってくださいと
親に全てを差し出すのだと


そう反論するも


ここは日本だし
父も日本人だと兄がいえば



答えをいろいろ用意していたかのように



父に自分がどのくらい尽くしたかと
つらつら話を作り並べ

時には笑みを浮かべ
父にとって
自分がどんなに素晴らしい妻だったかと
話し訴え
父は何もかもを女性に与えるとも
生前言っていたのだとか


こちらからの話しには
聞く耳を持たないのに
女性の言い分は
兄に理解するようにと
激しく求めてきた



女性のいい加減な話には
兄は首を横に振り
「以前もいろいろあったでしょ、お金のことで揉めたでしょ」



女性が父に対して愛がないと知る兄は
またこうやって揉めていたら
いつまでたっても相続できないと言い



2時間後
ようやっと
しぶしぶ女性は承諾した



納得はしておらず
ため息をついては
「なんでえ〜なんかあ〜オカシイ〜」
ぶつぶつ言い


ワタシ達が玄関を出ると
女性側から
ガチャリと
扉を閉められた



とりあえず
一歩前進ということで
Hさんと司法書士さんに
お礼を言って


兄とワタシの自宅へ戻った



すると
一息つく間もなく
兄の携帯に女性から電話がかかってきた



女性が納得していないのに
無理矢理承諾させられた
騙されたとか
文句を言って
翌朝にもう一度
兄と話をしたいと言ってきたのだ




つづく




























詐欺に出会って、お父さんは天国へ行きました

2025-03-18 07:35:00 | 日記
女性には

兄もワタシも
保険屋のHさん紹介の
司法書士さんに
相続手続きを依頼をしたいということを
話すタイミングを
うまく作れずいた


49日の法要の
案内や
お土産の準備から
父が入っていた障害保険の
解約手続きや
支払い等で忙しくしているわけだし


そんな時に
女性にイライラ、ハラハラさせられれのは
まっぴらごめんだ





状況を知る
保険屋のHさんが
生命保険の受け取りの手続き
今後の自宅の火災保険
車の保険などで
女性に会う機会が多くあるため
話がわかるように
うまく説得してみようと
おっしゃってくださった




年金事務所で説明を受け
帰った後
女性からは
 3日程連絡がなかった


土日もあったわけだし
広島までの道のりも
領事館の場所さえ
ワタシでさえわからない


火曜の朝のこと
早速、女性から電話がかかり


ワタシは道案内役でも頼まれるのかと
やれやれなーと電話に出た


すると
49日の法事用の
女性の喪服を
貸衣装でいいから
用意してくれというのだ


え?
毎回、こうやって
ことあるたびに用意するのか?


通夜、葬儀の時も
ワタシが入会した
葬儀会館で借りたのだが
もしかして
タダだとでも思っているのか?


しかも
前の時の服のサイズが
少し小さかったから
もっとゆったりしたものにしてくれと
注文をつけてきた



父も大きい体で
175センチ80キロ位あったが
女性も大して変わらない体つきだ


一応会館にも問い合わせてみたが
そちらの会館では
以前より大きいものはない
という返事だった



それを伝えると
女性は
「わたしはー、おとさんの妻だからね〜、恥をーおとさんにい、かかせたらいけないじゃー」
都合よい物言いをし


母国では
親が困ると
子供が世話をするのが当然だから
喪服くらい用意してくれという





何処か別の貸衣装屋を
あたってみようかと
適当に話を流した




そして遺族年金の手続きで
広島領事館へは行けるのかと
聞いてみた


ワタシも
お人好しもいいとこだ


いささか困っているだろうと思ったからだ



すると
土日明けて
月曜日の朝には広島領事館へ行き
翻訳済みの各種書類を作り
その日のうちには
地元の年金事務所へ行き
遺族年金の手続きは済ませた
というのだ



行動力が早いと言えば
聞こえが良いが


執念深い
お金への執着みたいなものは
怖いとしか思えなかった





結局喪服の件は
面倒臭くなり

ノーブランドのものだが
合いそうなサイズのものを
買って渡した


何を触れ回られるか
わからないからだ



つづく