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穏やかに

これからの人生を穏やかに過ごせたら幸せ!

別れ

2011年02月02日 | 病気
悲しい知らせが届きました。

4年前までは・・・
週に2度ご来店して下さってた
お客さんのTCさんがお亡くなりになりました。

68歳でした・・・

25年間のお付き合いをして頂きました。

4年前、私がPET検診受診を話すと、ご自分も胃の調子が
おかしいので、一緒に受けたいと言われて

私は浜松のPET検診センターへ
TCさんは横浜(息子さんが横浜在住だったので)のPET検診センターに~

お互い、そこで同時期に"癌の疑い"の結果が出ました。
そして、がんセンターで告知、手術・・・

TCさんは息子さんが医師で県立病院勤務。
その関係?で、ひと月ほどで検査、手術と早かった。
私は3カ月待ちの手術でした・・・

術後も直ぐに(茶道の先生)お稽古に励んでおりました。

私の入院前日もご来店頂き「貴女も手術頑張って~」と
云われたのが、最後の来店でした。

退院して今後の治療と営業案内の報告電話をしました。
「できる治療はした方が良い。くれぐれも無理しないように」と~
その時はまた直に来店して下さると思ってました。

しかし、今日の悲報を聞くまで会うことありませんでした。

通夜に伺っていいのか… 迷いました・・・

思い切って、TCさんのお弟子さんに電話して
あれ以来、私の行動や言動なのでTCさんを不愉快したのか?
この4年間、ずっーと悩んでいた事を話すと、

「貴女の事は何も嫌で行かなかったのではない。貴女の身体を
気遣って負担を掛けまいとしていた。最後のお別れをしなくて
いいの?」

負担・・・TCさんは大変お忙しい方でお待ちになるのが嫌い。
早朝(8時前)又は終業間際にお見えになってました。
施術中に聞くお話しが興味深く、負担だなんて・・・


私は何という思い違いを・・・

通夜で御主人、息子さんから「お世話になりました」
娘さんは「お身体いかがですか?」と温かい言葉を掛けて下さいました。

やはり、癌で余命を宣告されていたそうです・・・


生前、TCさん主催のお茶会に幾度と行かせて頂きました。
白い椿の茶花は今でも鮮明に覚えてます。


着物がお似合いで茶室に座ってるだけで緊張感が漂う方です。

いろんな分野の文献に明るい方で、大変勉強になるお話しも
いっぱい聞かせて頂きました。


当時と変わりない、綺麗で安らかなお顔を拝見すると
25年間が走馬灯のように掛け巡ります。

長い間、本当にありがとうございました。
4年間、苦しかったでしょう・・・
もっともっと、お話ししたかったです。
私はもう少し頑張りますね。



御冥福を心よりお祈り申し上げます。   合掌