ラブコメが好き過ぎて生きるのがツラい

ラブコメが大好きです。ニヤニヤするのも大好きです。

これは恋のはなし 11巻

2014-07-07 23:45:20 | 漫画の感想

10巻の感想
帯コメントには、
「参ったな・・・俺はやっぱり、
 遥には敵わないーーー。。。
 31歳×10歳から始まった21歳差純愛ストーリー
 ついに完結!!」
 大好きなシリーズですが、ついに完結・・・
悲しいですが、心して読ませて頂きました。

「真一には遥に応えることが出来ない
 真一が遥に何もしないのはその程度の気持ちだってことだ」

そんな杉田の言葉に反論出来ない真一、
そして戸惑いを見せる遥・・・
そんな折り、突然遥の母親が家に帰ってくる。
病院から出てこれないはずなのに、なぜ・・・?!
最初は杉田と三人で穏便に済んでいたものの、
母親の真意がわかるにつれて自体は一変。


ようは母親は、遥に心中して欲しいと迫る訳です・・・
これには杉田も抗うものの、そこはさすがに高校生の男の子。
いかんともしがたくなってしまう。

そこにやってきた真一!
ここはこれまで杉田に言われっぱなしでしっかりしろよ!
と思っていた部分がスッとするような男らしい場面でした。

「遥のこと・・・俺は愛しています」
これは真一がずっと言えずにいた本心。
しかし遥の母親を止めるには、自分の本心で遥が必要だと訴えるしかない。
かたや母は気づけば自分を見失い、遥であろうが誰であろうが良いような、
道ずれにさえ出来れば誰でも良いというようになってしまっていた。
そんな事実に気づき、泣き崩れる母だが、そこに丁度父が駆けつけ、
家族三人で体を寄せ合い泣き崩れる・・・
ここ、凄く良いシーンでした。
遥達の家族の時間が動きだしただけだ、
そう告げる真一の格好良さはこれまでで一番でしたね。。。

さすがの杉田もこの場面を目の当たりにしては
男として、そして子供と大人の差を感じさせられてしまって、
なんていうか折角のチャンスを失ってしまった感じでしたね。。。
そしてその後の真一と遥は・・・


自分の本心を告げたとしても二人の関係は変わらない。
遥が初めて真一の所の来た時から変わらない。
何故なら、それが二人の関係なのだから・・・
そして最後。最終話で二人は・・・

と言う訳で。
いやぁ、なんとももどかしい関係が続いたふたりでした。
めぞん一刻や夢で逢えたら辺りの作品が大好きな自分ですが、
この作品は歳の差恋愛ものということもあり
かなり気になっていました。
完結は残念ですが、キレイにまとまったということで読了後の感覚は凄く良いですね。
いやぁ、凄く良い作品でした・・・
チカ先生の新しい作品にも期待したいです・・・!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。