明治メランコリア 3巻

2巻の感想

丁度一か月程更新が滞ってしまいました...
さて、3巻です。
津軽を追いかける鈴は、海軍大尉の半司郎から「津軽がひなと一緒にいる」
と言う事を知らされ、津軽を追いかけてフランスまで行くことに。
そこで鈴は様々な世間の厳しさにぶつかる。


小さい頃からちやほやされて育った鈴は、
良かれと思ってやった事が帰って裏目に出てしまった事を知り、
自分の小ささを知る。
気づけば自分が津軽を追いかけているという事自体も
もしかしたらただの独りよがりなんじゃないか...
そんな思いすらよぎってしまいます。

でも、そんな経験も踏まえて「大人になるね」と決意し、
一歩一歩大人になっていこうとひたむきに頑張る鈴の姿に
いつしか春時は我慢が出来なくなり...

キスはなんとかされなかったものの、
血のつながりが無いとわかった後と言う事もあり、
色々と気まずくなってしまう二人。

そんな気まずさもあってか、鈴は異国の地で津軽に似た人を見つけると
思わず春時達とはぐれるばかりか、無銭飲食の片棒を担がされてしまう。
そんな鈴を助けてくれた一人の女性。

気さくでとらえどころのない女性。
彼女こそが、津軽と一緒に旅をしているひななのであったという...
そうしてついに再会する津軽と鈴―――


という訳で。
ついに再会！うおおおお！こんな所で終わるとはなんという引き！
そして、津軽を折ってきたという平賀の存在もまた気になります。
4巻が速く読みたいです...！

明治メランコリア(3) (BE LOVE KC)

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