共に草花に触れて

「金糸梅（ｷﾝｼﾊﾞｲ）」が咲き始めましたので、さっそ
く夫に供えましたが‥‥。最近は、なんで先に逝った
の！と、しみじみ思うようになった私です。
ああ、2008年7月から相棒なしで、よく頑張って来た
ものです。それは、夫が庭に草花を遺していってくれ
た御かげのような気もしますね。今でも二人で草花に
触れている気持ちかな。




「蛍袋」は、虫になった気持ちで花の中を観てみたく
なるものです。それで、ちょっと失礼しました。






当地での「入梅」はまだのようですが、紫陽花は少し
不満そうです。







庭の「芍薬」は、そろそろ散り始めています。




息子夫婦の植えた植物。清楚で控えめなものが多い。

鳥に二回ほど軟派さるる

今日は鳥にご縁のある日でした。
夕方「鵯（ヒヨドリ）」に声を掛けられ嬉しかった。




午後から、ようやく身体もはっきりしてきたので、
俳句の推敲をして、なんとか20句ができました。
その中の一句「七変化」とは紫陽花の別称です。

はろかなる色の記憶や七変化　　智慧子

午後7時18分には、南西の空に月齢6.9の月が雲の中か
ら寡黙に現れたのです。7日には「上弦の月」となり
ます。

穏やかな一日の始まり

朝の事、「四十雀」激しい鳴き声に、何事かと空を
見上げると鷹と鴉が戦っていた。
小鳥たちはびくびくであるが、この四十雀の雄は
ファミリーを守るべく果敢に鳴いている。その後、
安全を確かめたのか、しばらくして飛び去った。













地上では朝から、毛のある丸いマルハナバチがラベン
ダーを好んでやって来ている。




いろは紅葉は春から、こんなにも伸びた。庭の広さを
考えると、悩むところである。

しゃんとしない

近所の「立葵」の八重咲きは豪華です。
立ち止まって眺める方がおいでです。私もその一人.

種ができると「あげましょうか」と仰っていただく
のですが、やはりこの家に咲いてこその花だと思い、
いつも遠慮してしまいます。




入梅の季節のせいでしょうか、寒暖の差が大きいの
で、身体がしゃんとしません。なんだかゴロゴロと
しながら、俳句三昧の一日でした。

それでも太陽に背を向けて、ラベンダーを摘み束ね
て、二束ほど干しました。ほんの一部ですが。

庭の「蛍袋」の初花。いとしいものです。

草花も月を見上げているかしら

「紫露草」の紫と赤紫と白花種。
入梅を感じさせる、どんよりとした朝の庭です。










「蛍袋」の成長の早いこと。




午後8時8分、西の空に雲に隠れたり出たりの、月齢4
の月です。久しぶりに観ることができて、嬉しい夜。

もう六月に

「京鹿子（きょうがのこ）」が開花を始めました。







大盛りのかき氷のような「芍薬」。
たぶん花に添わせる支柱の不手際により、花の形が
歪んだものと、反省しています。




「南天」の蕾。花が咲いて実になるまでが難しい。