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ワークショップ受講レポート2つ

1月21日(日)にボーカリスト伊藤大輔さんのワークショップに参加しました。昨年、ツアーで松山にいらっしゃった際にMONKでのライブを観に行って(ピアノの青野和範さん、ジャズシンガーの三木智子さんのトリオで出演)感動してすっかりファンになっています。

会場は松山市総合コミュニティ―センターの練習室で、自分が到着したときにはすでにほぼ満席。2時間のワークショップでは座学から始まり、リズムやメロディーのとり方など、もっとも大事な基本を教えていただきました。音楽に関するすべてのことをギタリスト目線で考えがちなところ、ボーカリストの視点から学べたことはとても貴重な経験でした。すてきな時間をありがとうございます!

ワークショップ「歌い手向上委員会」ツアーは今回が初めてだそうで、また参加してみたいです。2月は九州~中国地方をまわられるそうです。成功をお祈りしています!

(カバー写真)
1月はスタッフモードだったせいか、なぜかお片付けのお手伝い、シアーミュージックの先生方や大輔さんの生徒さんと一緒に記念撮影(写真はいつもラ・シージャのイベントに来てくださっているIさんより)




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さかのぼって、2023年10月にも愛媛であるワークショップを受講していました。写真を撮っておらず、しかもそのままツアーに入ってしまったので書きそびれていましたが、思えば本当に貴重な経験でした。

そのワークショップ、その名も『心を解放する演劇ワークショップ』。あの丹波哲郎さんの薫陶を受けた俳優の岩ゲントさん(松山市出身)によるプログラムで、会場は伊予市の屋敷を改装した「ミュゼ灘屋」。きっかけはなんと自宅のポストに入っていたチラシでした。

ちょうど日程が空いていたし行ってみよう、と軽い気持ちで申し込んだはずなのですが、会場に向かう途中、思い当たる節があることに気がつきました。私は2022年に東京の日生劇場のミュージカル『アラジンと魔法の音楽会』に演奏陣で参加していて、この舞台では、思いがけず「演技」をするシーンがありました。セリフはありませんでしたが、キャストの方からのコールに「はい!」と応えたり、また別のキャストの方のセリフにリアクション芸をするシーンもあり、演出家の方からはOKをいただきながらも「これでよかったのかな…」というのがちょっと心残りでもありました。

加えてこの数年、うっかりするとすぐに心が閉じがちだったので、せめて舞台上でより解放できたら…という思いもあったので、チラシを見た時に「今の自分にぴったりかもしれない」と感じたのかもしれません。こうして文章で書いてしまうとなんだかすごく重たいですが、そういう体験があったからこそ、「行ってみよう」につながったのだと思います。



さて、会場に着くと、岩ゲントさんのアシスタントでシンガーソングライターでもあるNicoさんが迎えてくださいました。ワークは文字通り、身体と声を使ったもので、参加者の間でボールをまわしてチームワークを高めるトレーニングをしたり、役割を決めてディベートのようなワークをしたり、動きながらセリフを言ったり、さらには時代劇の殺陣(たて)の体験まで盛りだくさんな内容でした。

どれも演劇にとどまらず実践的なものばかり。演劇・舞台がまさにチームで成り立っていることを実感する2時間でした。ゲントさんNicoさんありがとうございます!







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