焼肉屋さんにめずらしく中華粥があったので食べてみたところ、おいしかったので急に自分でも中華粥を作ってみたくなりました。
干し貝柱が手元にあったので、そのだしを使ったおかゆです。
だしの風味に油のコクが加わっていて、白粥よりしっかりした味です。
白粥は病気のときに食べる印象が強いのですが、中華粥は朝食のイメージ。少しゆったりとした休日の朝にはいいかもしれません。
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[材料](2人分)
米 1/2カップ、干し貝柱 小4個(20gくらい)、水 5カップ、サラダ油または太白ごま油 小さじ1、塩 少々
[作り方]
1.干し貝柱は水1カップにつけてふやかしておく。米はよくといでザルにあげて水気を切り、油をまぶして30分以上おく。
2.鍋に干し貝柱の戻し汁と水カップ4を加えて火にかける。沸騰したら米を入れる。米を入れたら湯の勢いが弱まるので再沸騰するまでは鍋底にこびりつかないよう、少しかきまぜる。再沸騰したら弱火で40分程度煮る。途中あまりかきまぜない。米粒がくずれてきたらかきまぜて塩味を少しつける。
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干し貝柱をふやかしておくところと米をといで油をまぶしておくところを前日の夜にしておき、冷蔵庫に入れておくと朝は煮るだけですみ、短時間で作れます。
日本のおかゆは米粒が残る感じで糊状に炊き上げますが中華粥は米粒をくずし、ねばりを少なく炊き上げます。米粒がくずれるのを花がさく、などというようです。長時間煮ればきれいに花をさかせることができるようですが、短時間で花をさかせるようにするため、米をといでから油をまぶします。このとき米を炒める方法もありますが今回はまぶすだけにしました。
油はサラダ油、太白ごま油などを使うとくせがなく、ごま油を使うと風味の強いコクのある仕上がりになります。朝さっぱり食べたいときはくせのない油がいいかもしれません。ごま油の風味をつけたいときはあとで足してもよいです。
沸騰したところに米を入れると鍋底にこびりつきにくく、煮ている途中であまりかきまわす必要がなくなります。米を入れて再沸騰するまでの間はすこしこびりつきやすいのですが、そこを少し気をつけていればあとはほとんどこびりつくことがありません。
途中であまりかきまわしてしまうとお粥がねばってしまい、そうすると全体がこげやすくなってしまいます。あまりいじりすぎないのがよいです。出来上がりになってくると米がくずれてきて粘りが出てきます。そうなってきたらかきまわしながら味をととのえて仕上げます。
味付けはシンプルに塩だけにしました。じんわりした味でおいしいです。お好みでザーサイ、ラー油などを入れて変化をつけてもよさそうです。
米1に対して水10です。多めに作っておいて冷凍しておけば忙しいときの朝食にもなります。材料の分量だと二人で食べきって終わってしまいました。今度はもっと作っておこうかな。
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