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こたつのぬくもり

楽しむ台所から、おいしい生活。

イタリアン鍋

2007-12-12 20:21:50 | 

Photo 鍋といっても具だくさんのスープと思えば幅広く作れるものです。洋風の鍋を作ろうと考えてトマト味のブイヤベース風の鍋にしてみました。

鶏スープと鶏肉がベースになっていますが、味のポイントはあさりです。あさりを入れると、それまで味があまりしまらないトマトスープ鍋だったのがブイヤベース風になり、うまみが増しておいしくなります。

最後はごはんとチーズを入れてリゾット風に。パスタを入れてスープパスタでもおいしそうです。

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[材料]

トマト水煮缶 1/2缶(200g)、鶏がらスープ 3カップ、サフラン 小さじ1/4、ベイリーフ 1枚、にんにく 1かけ、塩 こしょう 少々

(具)玉ねぎ 1個、鶏むね肉 1枚、あさり 200~300g、ほかにキャベツ、大根またはかぶ、にんじん、きのこ 適量

[作り方]

1.トマト水煮缶はつぶしておく。にんにくはみじん切りしておく。野菜は大きめにザク切りしておく。

2.鍋にスープ、トマト、サフラン、にんにく、玉ねぎ、ベイリーフを入れてしばらく煮込む。トマト色がすこしあせてきたら野菜、肉を入れて軽めに塩こしょうし、火が通るまで煮込む。最後にあさりを入れて口が開いたら食べられる。好みで粉チーズをかけて食べる。

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サフランは色と香りが出るので入れました。サフランを加えると南欧風になるのであれば加えてみてください。最初に玉ねぎを入れて甘さを出しますが、甘さが足りずすっぱいようなら砂糖をほんの少し加えてみてください。酸味がやわらぎます。

具はあさり、鶏が味を出します。鶏のかわりにたら、えびなどの魚介類を加えたらブイヤベースらしくなります。日常的な鍋にする場合は魚介類をたくさん揃えると高くつくのであまりしませんが、加えるとおいしいだしになりそうです。とはいえ鶏でも十分おいしく食べられます。

野菜類はふつうの和風鍋に使うものより、ポトフやカレーをイメージしたような、洋風煮込みにあう野菜を入れました。じゃがいも、ブロッコリー、カリフラワーなどの洋風野菜をいろいろ加えてみてください。

最後のリゾットはすこし煮込んで味がしみたほうがおいしいみたいです。土鍋で作ったので見た目は和風で味は洋風でアンバランスですが、意外性があっていいかな、ということにしておきます。洋風の鍋があったらもっと見栄えしそうですけど。。。。

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キムチ鍋

2007-12-07 19:30:35 | 

Photo 冬になると週に1回以上鍋になります。いろんな鍋を作って飽きないようにしています。

ピリッと辛くてあたたまるキムチ鍋は定番鍋です。いろいろ味つけを工夫して、煮干入りの鍋ができあがりました。辛いだけではないうまみが加わって、おいしくなりました。

しめには雑炊、ラーメン、うどん、餅などなんでもあいます。最後までおいしく食べられるように、おなかと相談しながらしめを考えるのもいいですね。

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[材料]

キムチ 200g、煮干粉 大さじ1、豚肉 200g、ごま油 大さじ1~2、スープ 3カップ、しょうゆ 大さじ1、みそ 大さじ1、野菜(白菜、大根、ねぎ、にら、にんじんなど)、豆腐など

[作り方]

1.フライパンにごま油をしき、キムチ、煮干粉、豚肉を入れてよく炒める。豚肉に火が通ったら具を鍋に移し、フライパンをスープで洗うようにしながら炒めたエキスを鍋に移す。しょうゆ、みそで味をととのえる。味が足りなかったら適宜調節する。

2.食べやすい大きさに切った具を1.の鍋に入れ、煮立ったらいただく。辛味を追加したいときはコチュジャン、ヤンニョンジャン、キムチの汁などを加えて調節する。

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キムチは韓国のものか、韓国式に漬けたものを使います。日本の白菜漬のちょっと辛いものも売っていますがそれは使いません。キムチ専門店のものか、スーパーで扱っている韓国直輸入のキムチがよいです。できれば古漬けのほうがキムチ鍋にはあうようなので、賞味期限ぎりぎりまで置いて使っています。スーパーのキムチは1ヶ月くらい先の賞味期限が書かれているので、冬になると買っておいて冷蔵庫で寝かせています。

以前テレビでキムチ鍋で何の具がおいしいかというのをやっていました。豚はもちろんだったのですが、煮干がおいしいというのを見たので、煮干とあわせました。煮干粉を使っていますが、煮干そのものでもよいです。その場合は具として食べてかまいません。あらかじめキムチを油で炒めておくとおいしく、豚や煮干を一緒にするとさらにおいしいようなので、手間ではあるけれどフライパンで炒めてから使いました。土鍋でなくステンレスの鍋などを使っている場合は鍋で炒めてスープを注げば簡単です。

味付けはみそだけ、しょうゆだけもそれぞれのおいしさがあります。練りゴマを加えてコクを出したり、チーズをかけるというのも変わっていておいしそうです。いろいろ味を変えて楽しめます。

寒くなると今度は何鍋にしようか、と考えて買い物してしまいます。食材に気をとられていて、卓上コンロのガスがなくなりそうです。。。。

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鶏鍋

2007-11-28 10:05:57 | 

Photo 先日、京都に行ってきました。そのときに食べた鶏鍋がおいしかったのでまねしてみました。

そのお店では鍋は予約のみ、スープを作るのに3日間かかるので5日前までには予約してください、という気合の入り方でした。さすがにそこまで時間をかけられなかったので、家庭用バージョンにしました。

鶏のスープが白くなるよう3時間かけて煮込みました。3日間バージョンを食べてしまうとスープの濃度が物足りなく思うのですが、それを考えなければかなりおいしく、がんばったほうだと思いますけど、いかがでしょう。。。

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[材料]

(スープ) 鶏がら 1羽分、鶏手羽先の細い部分 10本程度(200gくらい)または手羽先200gくらい、塩 適量

(具) 鶏肉(できれば骨付きぶつ切り肉)、鶏団子、白菜、えのき、水菜、大根、ねぎ、豆腐など

[作り方]

1.鶏がらは水で洗って汚れをとる。2~3リットルくらいの鍋に鶏がら、手羽先を入れて水を8~9分目くらいまで注ぎ、火にかける。沸騰したら底から泡が上がってくる程度の火加減にしてふたをせず煮込む。途中アクをとる。水がなくなってきたら水を足す。2~3時間して鶏がらが煮崩れてスープが白くなったらスープのみこしとる。塩で味をととのえる。

2.鍋に入れる野菜や豆腐は適当な大きさに切る。鶏ぶつ切り肉は沸騰した湯にさっと通しておく。土鍋にスープを入れて沸騰したら鶏肉、野菜などを入れて煮る。好みでポン酢などを少量たらしてもよい。鍋の最後はラーメンか雑炊でスープを最後までいただく。

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鶏スープは1時間くらいだと透明なスープですが、水を足しながら2時間煮込んでいくと白く濁ったスープになります。あとは時間の余裕があるだけ煮込むとよいのかもしれません。これに鶏がらなどを追加しながら3日煮込めば濃厚な白い鶏スープになりそうです。

鶏がらだけでなく、手羽先の細い部分(手羽先は関節があって、まん中から折れ曲がって売られているが、その細いほうの部分。羽根の先みたいなところで10cmくらいの長さ)を加えました。手羽先はコラーゲンが多いそうなので、それをスープにしたらお肌によさそうだし、とろっとしたスープになりそう、と思いました。たまたま先の部分のみが安く、だし用として売られていたので買いました。なければ手羽先でもよいです。鶏がら2羽分にしたり、そのあたりは工夫の余地がありそうです。安い材料でおいしいスープをとるのを目標に、いろいろ試してみましょう。

野菜は鶏スープの味を変えてしまうような個性の強いものは避け、くせのないものにしました。色が黒くなる舞茸、味が強いしいたけは入れないほうがよさそうです。鶏は骨付きのものを入れました。お店では鶏団子がたくさん入っていましたが今回は鶏肉が多かったので省略しました。野菜の具がお店よりだいぶ多くなってしまい、鶏の存在感が薄くなってしまいました。

しめはお店ではラーメンで、その中にゆでたうずらの卵が大量に浮いていました。ごはんで鶏雑炊もおいしそう。お好みでどうぞ。

今度はがんばって3日間コースを作ろうかと思います。和のクリスマスに気合の入った鶏鍋もいいかもしれません。

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みそラーメン鍋

2007-11-21 19:49:04 | 

Photo あるとき、みそ汁を作るのに和のだしではなく、中華スープで作ってみました。具ももやしを入れて仕上げにごま油をかけてみたら、みそラーメンのスープのようなみそ汁になりました。

それをヒントに、鍋にしてみました。安くてボリュームのあるもやしをたっぷり入れてコクのあるみそ味鍋に仕立てました。

しめにラーメンを用意していなかったのですが、ラーメンでしめたらまさにみそラーメン、になりそうです。

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[材料]

(スープ)中華スープ(素をうすめに溶いて) 5~6カップ、みそ 大さじ3程度、しょうゆ 大さじ1、みりん 大さじ1、酒 1/2カップ、ごま油 大さじ3

(具) もやし、キャベツ、きのこ、にんじん、豚肉、豆腐など

[作り方]

1.スープの材料はあらかじめ鍋に混ぜておく。野菜は食べやすい大きさに切っておく。

2.スープをあたためて具を煮る。味の濃淡を調節する。好みでラー油、七味、にんにくなどを加える。残ったスープにラーメン、ごはんなどを入れてもよい。

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みそによって味の濃さが違うのではじめは少なめにしてください。うすいくらいのほうが食べやすいです。煮詰まって濃くなってきたら適宜うすめますが、はじめに濃いと汁いっぱいになってしまいますので。。。私はみそをちょっと入れすぎて水でうすめましたが、そうすると最後に汁がたくさん残り、雑炊にしたとき汁がかなりあまってしまいました。

みそは2~3種類混ぜると深みが増します。具はもやしをたくさん入れました。もやしはていねいにひげ根をとるときれいです。みそラーメンの具に入っているようなものなら何でもあいそうです。好みで入れてみてください。

安い食材で節約鍋ですね。でもしっかり味がついていて、食べた満足感はあると思います。冬は鍋にすると野菜がたっぷり摂れるし温まるし、登場回数が増えてきます。今年は手軽な材料でできる鍋のバリエーションを増やそうかと思っています。

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