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こたつのぬくもり

楽しむ台所から、おいしい生活。

フォー・ガー風うどん

2007-05-01 10:05:14 | うどん・そば・その他

Photo_47 数年前、ニューカレドニアに旅行しました。小さな離島での食事はホテルのフランス料理のみ。それがこってりしたソース2種類(肉用、魚用)だけだったので飽きてうんざりしてしまいました。本島に移ってからはいろいろ食べましたが、いちばんおいしかったのがベトナム料理。毎日フォー(ベトナムの米粉のめん)を食べても美味しくて飽きませんでした。

それ以来、外食するときは時々ベトナム料理店に行き、「フォーガー」(鶏のフォー)、「フォーボー」(牛のフォー)などを食べるようになりました。今回はパクチーがあるから家で作ってみよう!と急に思いついたので、フォーのかわりにうどんで作りました。

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[材料](1人分)

うどん(稲庭うどんなどの細めの乾麺がよい。ひやむぎでも) 100g、鶏がらスープ カップ2、ヌクマムまたはナンプラー 大さじ1、塩 少々、レモン汁 少々、鶏胸肉 1/3枚くらい、玉ねぎ 1/4個、万能ねぎ 少々、パクチー 少々、もやし 少々

[作り方]

1.鶏胸肉は食べやすい大きさに切る。玉ねぎはスライスして水にさらす。万能ねぎは小口切り、パクチーはちぎっておく。もやしはひげ根をとる。

2.鶏がらスープ、ヌクマムを鍋に入れて火にかけ、沸騰したら鶏むね肉を入れて火を通す。味をみて塩で調節する。

3.うどんは所定の時間ゆでて流水でしめる。よく水を切る。

4.3.を2.に入れて温まったら器に盛り、もやし、玉ねぎ、万能ねぎ、パクチーを飾る。食べるときにレモン汁をしぼる。

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今回は手元になかったもやし、万能ねぎは省略しました。ある材料でよいですがいろいろ入れないほうがおいしい気がします。もやしはベトナム料理店では生で出されることが多いので、生で添えましたが、気になる人は4.でうどんを温めるときに一緒に入れてください。私は生玉ねぎが苦手なので、このとき入れてちょっと加熱しました。

麺はフォーがあれば言うことなしですが、作る習慣がないと手元にないし、店にない場合もあります。フォーは細くてうすいきしめんのような形状なので、うどんは冷凍や生のうどんみたいに太いものでなく、つるっとした乾麺の細めんがあうと思います。

レモン汁があるとおいしくなります。ライムもよく使われるみたいです。レモンは料理で少し使って半分余ったりすると困ります。ドリンクにしてもいいですが、私は絞って大さじ1くらいしか入らないような小さなビンに入れて冷凍しています。

もちろんレモン100%の市販品でもOKです。添加物がないという市販品を使っていたところ、あるときふたがパチンとしまっていなくてびっくり!いつからそうだったのか??おそるおそる見ると液体にはもやもやした浮遊物、注ぎ口に白い物体が。。。捨てました。フタには気をつけて早めに使いましょう。


無量寿そば風

2007-03-16 08:25:33 | うどん・そば・その他

冷たいおそばを家で作ると、ただのざるそばになることがほとんどでした。でも千葉にある「仲かわ」というおそば屋さんで無量寿(むりょうじゅ)そばを食べてから、ちょっと手を加えるようになりました。ポイントはごま油をたらすこと。おそばやさんのような麺やつゆは無理なので無量寿そば風。そのものじゃない、似せたものは風(かぜ)メニューと我が家ではよく言っています。

(写真は本物の美しい映像をお店のHPでごらんください。。。)

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[材料]

乾そば(1人100g)、めんつゆ(つけつゆより気持ちうすいくらい。かけつゆほどうすくない)、ごま油、いりごま、きざみのり、万能ねぎ、卵の黄身(1人1個)

[作り方]

1.おそばをゆでて水でしめ、水をよくきる。

2.器にそばを入れ、つゆをかける。(おそばの1/3~半分がつゆに漬かるくらい。1人分なら1カップくらいでしょうか。)いりごま、きざみのり、万能ねぎをたっぷりのせ、卵の黄身をその上にのせる。ごま油をたらーっとかける。

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ごま油はふつうのでもいいのですが、我が家は京都にある山田製油の「金ごま油」にハマっています。ものすごく濃厚で香ばしくて、1滴のパワーが違います。通販や物産展で買えるのですが、ふだんお店で取り扱っているのには出会ったことがありません。この金ごま油を男前豆腐店の豆腐「ジョニ男」にほんの少しかけて食べるのもオススメです。