変人マイノリティ

―― ある変人の挑戦、あるいは逃亡 ――

面倒くさい人

2017年03月26日 | 記録
我々は会社員だ。
そうであれば、会社を構成する一人として常に自分が任された業務の合理化、効率化を模索するのは責務だ。
エスイチ氏にはそれが解っていない。

それを何度説明しても、一時に理解はあっても、時が過ぎると忘れて、忘れままの反論が来る。
そんなエスイチ氏に対して僕の応えは、いつも「ですから、それは前にも言いましたけど」という言葉から始まる。

もはや討論ではない。
決まった脚本の台詞を繰り返しいるだけの何ら実りない会話だ。
そうして僕が焦れて口調を強めれば、エスイチ氏は「じゃあ俺、辞める」と子供のようにすねてしまう。

面倒くさい人だ。