変人マイノリティ

―― ある変人の挑戦、あるいは逃亡 ――

iPad導入

2018年05月13日 | 記録
我が社にも、ようやくiPadが導入された。
全ドライバー90余名と営業そして事務各所が繋がることになった。

待望の、そう僕には待望の出来事だ!
このことで、来るべき連絡が来ないとか、事情を知らない者同士が勝手に物事を進めていたりとか「なぜ? なぜ? どうしてそうなった?」のような、コミュニケーション不足によって生じる様々な不都合にイライラする日常が、もう過去のものになる。
そればかりでなはい、今までの携帯電話と紙とペンで行っていた原始の作業が一転効率化されて一気に加速するのだ。
なんて素晴らしい!

しかし、こうなると必ず「いやぁこういうの自分は苦手なんだよな」とか「若い連中はともかく私なんか世代じゃないからねぇ」とか言い出す落ちこぼれが出てくる。
とかくダメ人間は「出来ない理由」を考えることにエネルギーを使って「やり方」を考えようとはしない。
また、そうしてあたかもiPadだけが苦手であるかのように言うのだが、iPadの基本操作ごときできない不器用な人がiPad以外の仕事で大活躍しているとは到底思えない。

色々なことを合理的に考えて効率的に行動しようという発想がない人は、合理的であること効率的であることに慣れていないのだ。
この人たちはiPadやLINEが世に登場する以前の昔からずっとそうで、今こうしてiPadが導入されたことで、そのダメっぷりがあぶり出されて露呈しただけのことではないだろうか。

──などと言っても出来ないものは仕方がない。
基本操作から始めて、少し便利な機能まで、覚えてもらえるように根気よく説明していこう。