風のたより #3 千葉甫 2019-04-04 15:48:57 | 短歌 雨の降る音の他には何もなく午前零時が近づいてくる 眼の前の窓の外行く影帽子 音も立てずに真夜中の猫 寝に就いて覚めれば朝の日は遠くなりつつこの日も闇に目覚める