ちくしょう、ハーマン、ちくしょう！

かつてSFCに「重装機兵ヴァルケン」という、
ロボットアクション物の名作がありました。
私もかつてプレイした事があり、
非常に良質のソフトであったと記憶しています。

その「重装機兵ヴァルケン」が先ごろPS2に移植されたそうですが、
そのあまりの出来の悪さに、怒りの声が上がっているようです。

正直、￥5800くらい出して買ってしまったものを、
如何にクソだからといって砕いてしまうのはやりすぎなんじゃないかと思いますが、
自分の好きだったものが、
似ても似つかない物に成り果ててしまうのが辛いというのは解ります。
かつて、FCで「源平討魔伝」がすごろくゲームとして発売された時のように。
（まあ、あれはそれなりに遊べたというか、むしろ別物だったから許せたのですが）
実際、このまとめサイトを読み進めると、
移植度云々より2004年の今発売されるゲームとして、
確実に間違っていると思わせるものがあります。

近年、似通った事例としてSEGAAGES北斗の拳などがありますが、
あっちはオリジナル版製作チームの進言で、
オリジナルのMKⅢ版を収録していたのが唯一の救いでした。
（反面、アレンジ版がどれだけクソか思い知らされる結果になりましたが）

CD-ROMなんだし、容量余りまくってるだろうから、
オリジナルヴァージョンをエミュでもなんでも良いから収録しておけば、
ここまで怒りの声が上がる事は無かったでしょうに。