その日、私は何となくサークルに入った。
姉もサークル所属をしたという。私だってしたい。
それならば、何か将来的に何か役に立ちそうな、楽しいものを。
今までの自分では考えられないような、そんなサークルに。
そう、それはそれ位何も考えずに決めたサークルだった。
お酒を飲む。ひたすら飲みなれる練習をするサークル。
それが結果的に私の選んだサークルだった。
何を出されても、何の顔もせずに飲み干せる。
人と会話を楽しめる余裕を、イツまでも保てる。
そんな自分になりたい。フツーの子ばっかりのサークルに入りたい。
それで、今までに無い自分を楽しめばいいじゃない?
そう思ったのに。
姉も所属しているサークルだった。
初めてその日はサークルがある日だった。
行った所は胡散臭そうな地下室だった。
いるのはたくさんの茶髪の男子たち。
自分には全く縁のなさそうなギャルよりな男子。
いつもなら、話しかけてさえ貰えなさそうなのに。
今はメンバーとして御呼ばれしてこうして地下室にいる。
みな、やはりサークルの趣旨に沿うように酒を呑んでいる。
とはいっても何か、冷たい感じが漂う、怖い場所だった。
酒は、アルコールが入っているだけなのでは?という、
無色透明なお酒が、プラスチックの水筒の様な物に入れられて、
配られて皆が飲み干していた。
周りは酔っ払っている所為かガヤガヤとうるさい。
どこかでは奇声を発している者、
酔いつぶれて寝てしまう者がいた。
そんな中1人の男子は酔いが回ってはいてしまった。
皆なれているのかバケツを用意してはかせている。
そんなとき私の名が呼ばれた。(続く)
姉もサークル所属をしたという。私だってしたい。
それならば、何か将来的に何か役に立ちそうな、楽しいものを。
今までの自分では考えられないような、そんなサークルに。
そう、それはそれ位何も考えずに決めたサークルだった。
お酒を飲む。ひたすら飲みなれる練習をするサークル。
それが結果的に私の選んだサークルだった。
何を出されても、何の顔もせずに飲み干せる。
人と会話を楽しめる余裕を、イツまでも保てる。
そんな自分になりたい。フツーの子ばっかりのサークルに入りたい。
それで、今までに無い自分を楽しめばいいじゃない?
そう思ったのに。
姉も所属しているサークルだった。
初めてその日はサークルがある日だった。
行った所は胡散臭そうな地下室だった。
いるのはたくさんの茶髪の男子たち。
自分には全く縁のなさそうなギャルよりな男子。
いつもなら、話しかけてさえ貰えなさそうなのに。
今はメンバーとして御呼ばれしてこうして地下室にいる。
みな、やはりサークルの趣旨に沿うように酒を呑んでいる。
とはいっても何か、冷たい感じが漂う、怖い場所だった。
酒は、アルコールが入っているだけなのでは?という、
無色透明なお酒が、プラスチックの水筒の様な物に入れられて、
配られて皆が飲み干していた。
周りは酔っ払っている所為かガヤガヤとうるさい。
どこかでは奇声を発している者、
酔いつぶれて寝てしまう者がいた。
そんな中1人の男子は酔いが回ってはいてしまった。
皆なれているのかバケツを用意してはかせている。
そんなとき私の名が呼ばれた。(続く)