お肌の学校

敏感肌、トラブル肌と向き合って32年!シェルクルール化粧品 淳子先生の「お肌の学校」ブログです!

豆知識ーカビー

2023-06-18 11:00:00 | Weblog
本格的に梅雨空の毎日です。そろそろ中休みが欲しいところですね!
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  Skin Care School   週刊発行  

淳 子 先 生 の お 肌 の 学 校
    
□ 6月 16日 vol.1045 
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発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/  
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6月のCONTENT
 2日発行済み≫季節のお手入れ
 9日発行済み≫お肌の悩みQ&A
16日発行  ≫豆知識
23日発行予定≫季節のトラブル  
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豆知識ーカビー

今日は、お肌の学校で名古屋に来ています。名古屋のお店はスタッフ様の人柄がとても良く、お客様を大切にしてくれるので安心してカウンセリングが出来ます。お悩みの方がとても多く来店され、何度もお会いしている方は肌力もアップされてとても喜んでくださいます。

今日は雨模様ですが、雨の日は大きなショッピングセンターの来客が増えるようで賑わっています。マスク率は6対4くらいでマスク無しの方が4割までになってきていますね。3年間頑張ってマスク生活を送りましたが、5類になって梅雨に入り、さすがにマスクも外したくなりますね!

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さて、以前に少しだけ触れた事はありましたが、今日は『カビ』について少し詳しく勉強してみましょう。
『カビ』は身近に発生する菌糸から形成される微生物の集団ですが、生活空間では梅雨時期や台風の季節、日本でいうと6~8、9月くらいまでの湿気が強く感じられる季節に食物、衣類、浴室、台所などの目に見える所に発生する事が多く、カビが発生するとその独特の臭いや食べ物の劣化や浴室の不潔感が出てきます。衣類の生乾き臭なども一部ありますね。“カビ臭い”という表現がよく使われます。

私自身20代のころに仕事帰りに呼吸困難を起こし救急病院にお世話になった経験があります。その時初めて『気管支喘息』と診断されました。それから何度か出張から帰ると症状が出ては良くなるを繰り返し、数年後の引っ越しの際にタンスの裏の剥がれた壁紙と壁の間に一面の黒カビを発見、喘息の診断を受けてから数年を経てその原因が分かった次第でした。思えば確かに梅雨や湿気の多い時期に発症していました!以来家屋だけでなく衣類を含めて臭いそのものに敏感に反応してしまいます。

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カビには正式名称がありますが、わかりやすく説明しますと白カビ、緑カビ、黒カビ、赤カビ、青カビ、黄カビに分かれます。
・白カビ…至るところに発生するカビで、昔はパン等によく発生していましたが、白カビに青カビや黄カビが混交されているのをよく見ます。これらはカビの中でも仲間と考えられます。正しいカビの取り扱いでカマンベールチーズなどにも用いられます。
・緑カビ…トリコデルマというカビで家屋によく発生して、木材や畳の劣化、腐敗を促進させます。緑カビは毒カビですから腹痛や下痢などの中毒症状を起こしやすくなります。
・黒カビ…家中に発生。一般的なカビで土の中や空気中に浮遊しています。とにかくお風呂のカビで有名ですね。毒カビではありませんがエアコンなどに繁殖すると、アレルギーや気管支炎の原因になります。
・赤カビ…植物病原菌。これはトマトやさつま芋などを枯らしてしまうカビで毒カビです。「マイコトキシン」というカビ達を産生しますので絶対に食べたりしないようにして下さい。
・青カビ…一般的なカビ。特に食品では青カビが多く、おもちやお菓子、パンに生えるカビです。正しい取り扱いでゴルゴンゾーラなどチーズの発酵にも使用されます。かつおぶしにも使用されています。
・黄カビ…これは特殊なカビで、正式には「カワキコウジカビ」といい湿気は好まず乾燥を好みます。カメラのレンズやガラス、フィルム、刀剣といったものに発生します。湿気のないところでは保存食に発生する事があるので注意です。
これらが日常に接するカビ類です。
カビは梅雨時期はとにかく気をつけて目についたらカビ用の洗剤など使用して取り除いて下さい。カビ用洗剤は特に取り扱いに注意が必要ですから、しっかり注意書きを読むようにして下さい。ちなみにお風呂場でよく目にするピンクのカビのようなものは「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。毒性は無いのですが、まず不衛生という事と黒カビ発生の原因になりますのですぐに取り除きましょう。これは浴槽の洗剤でも取れますよ。

カビは私達の生活に密接に関連して、大切な役割も担ってくれています。
例えば青カビから抗生物質のペニシリンが発見され世界を変えたり、ワインやチーズなどにも使用されます。日本ではコウジカビ(麹菌)と呼ばれる発酵食品の食文化があり日本酒や味噌、醤油など伝統食を作るのに欠かせない存在になっています。一括りにカビと言っても有効活用されているカビもあれば、カビ毒もあるという事を理解して頂きたいと思います。これからの季節、カビ毒はナッツ類と果実は要注意です。穀物のカビも注意してください。カビ毒は調理しても毒性の消えない物が多いので、これからの季節に身近な食べ物にカビが発生したら食べない方が良いと考えて下さい。

今日はあまり注目されないカビの勉強をしてみました。一度アレルギーを起こすとそのアレルギーが完全に治癒する事はありませんので、しっかり対策して下さいね!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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