昨日の風雨が一転、快晴でしたね。
激しい雨の後は、空気が浄化されるような気がしますし、気温も朝早くは高くなかったので、気持ちのいい朝活散歩でした。
空気がきれいな時は、視界の開けた多摩川の土手に行きがちで、
多摩川大橋の下流側、土手ではなく、土手の下の方を歩いていたのですが、土手の斜面が微妙に黄色がかった感じがしたので、寄っていくと、
(写真では花が黄緑に近く見えますが)
黄色い小さな花がたくさん、混じって咲いているので、土手がやや黄緑に見えたようです。
当然、花の名前は知りませんので、後から、Googleで画像検索してみますと、
Eranthis (winter aconite)だそうです。
和名はキバナセツブンソウ。
似ていますが、咲く時期(名前の通り節分のある2月から3月)、茎の長さが違うので、たぶん違いますね。
画像ではなく、「黄色い小さな花」「5月」で検索すると、それはそれは色々出てきますが、
ウマノアシガタ(キンポウゲ)ではないですかね。。。確信を持ちようはないのですが。。。
花に興味を持ち始めたものの、全然、知識が追いつかないというか、増えていきませんね。
さて、先週末は「ハーブ講習会(2019.5.20)」に行きましたが、映画「初恋〜お父さん、チビがいなくなりました」を観にも出かけました。
熟年離婚しそうな夫婦を倍賞千恵子と藤竜也が演じているのですが、ネタバレしない程度に感想を述べると、
先の展開が観客には容易に読めてしまうし、伏線はあってもシンプルで、
えっ?となることもなく、結果を見ると、そうそうそれそれ、と思ってしまうのですが、
当然ながら劇中の登場人物は分かっていないのが、何とももどかしく感じさせられます。
出会った頃の話の裏などは、特にそう。
でも、不快に思うこともなく、観客は、共感できるし、最後は、疑いや不信感が氷解して、いい熟年夫婦に昇華するという、ドキドキハラハラもなく、期待と予想通りの結末に、ほっと安堵する映画でした。
観終わって外に出たところで、他の観客のおばさん三人組の一人が「あんな老後を期待したのに、この間、68歳で死んじゃって」と、あっさり言ってのけ、残り二人は(友人ではないのか?)それを知らなかったようで、沈黙していました。まあ、そんな風な感傷を抱かせる映画であったということです。
ただ、一点、気に入らないことがありまして、
原作のタイトルは「お父さん、チビがいなくなりました」なのに、映画タイトルが「初恋〜お父さん、チビがいなくなりました」と”初恋”を足していることです。
映画を見れば、この”初恋”の意味はわかるのですが、タイトルにつける必要はないのではないか、と。
最近は少なくなったものの、洋画のタイトルに、配給会社が余計な言葉を足すことがありますが、それに似ているような気がしました(フォレスト・ガンプに、”一期一会”と足したような)。。。
まあ、タイトルの”初恋”を意識した上で、観に来た観客がどれだけいたかですけどね。
それと、ふと思ったのが、最近、よく邦画を観に行くな、と。
ベトナム赴任中は、現地で洋画の大作は見られるものの、邦画は公開されないので、東京出張の飛行機内で優先的に観ていましたっけ。
とは言え、洋画も劇場に観に行くことはほとんどありませんでしたが。
国内線同様に、周りが五月蝿過ぎて。
ただ、洋画は、欧米と日本で公開時期がずれることが多く(日本では、GWとか夏休みに当てる為に遅らせたりするので)
日本で公開する頃には、DVDが出回り、(帰任する頃)5万ドンだったから、250円くらいで買えたので、それをパソコンで観ていました。
このDVD、当然海賊版ですが、
昔、バンコクやジャカルタで売られていた、劇場で撮影したビデオをコピーしたものではなく、ちゃんとしたDVDをコピーして売っていたので、メニューからチャプターや字幕が選べました。
ただ、字幕が何十種類もの言語に対応していたり、スペースやカンマの位置がおかしかったり、純粋にコピーされたものでもなかった感はありましたね。
現在の駐在員に聞くと、今はもう海賊版のお店はないそうですが、正規品を売る店はできたのかな?
ベトナムは共産党が文化統制している国なので、売っている店を見たことはなかったなあ。
仕事でも、日本から送られたDVDの受け取りは、通信情報省に中身を説明して、いちいち許可を得なければならず、面倒でしたしね。
その辺の話は、「ベトナム生活あらかると」(旧ブログタイトル)で書いたかな。。。
ではでは
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