池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

気象科学館

2019-03-21 17:39:41 | 見学・観賞

引き続き、皇居周辺のトピックです。

日比谷公園から皇居を3/4周して、竹橋、平川門のところに来ると、内堀通り向こうにはお役所が並びます。

そのうちの一つ気象庁の建物の中に、「気象科学館」と言うものがあることを知り、

毎朝近所を通っているのだから、一度行ってみないと、

それに、道なりには、美術館、工芸館、公文書館と同じ並びですから、無視はできません。

内堀通りから裏手の(と言う表現も変ですが)正門から入ります。

右手のガラスに、”気象科学館”と読めますね。

建物に入って、受付(フラップゲート)のところにいるガードマンのおじいさんに

「気象科学館を見学したいんですけど」

と言うと、首からかけるパスをくれます。そして、ゲートの脇から入れていくれます。

普通の建物の廊下の向こうに、入口があります。

マスコットの”はれるん”くん?ちゃん?がお出迎えです。

さて、展示物はどうか、といいますと。

かなり、ちゃんとしています。

これは”津波シミュレーター”で、実際に波を起こして、津波の場合、底の方の水が動いている様子や、陸地の家の模型に取り付けたCCDカメラ(しかも、2種類も)で、津波の押し引きが見られたりします。

地震に関しても、しんちゃんのパネルだけではなく(と言うか、こう言うのも大事)

計測震度計が置いてあって、乗って足腰を揺らすと、

その感じが、震度として計測され、表示されます。(私の目一杯は、震度6強でした)

こちらは火山観測についてで、パネルで知りたいことを選ぶと、観測の仕方や、観測機器の説明を見ることができます。

緊急地震速報トライアルでは

地震が伝わってくるのと、それに先んじて、速報が伝わってくるシミュレーションを見ることができます。

これは、気象衛星、気象情報について勉強できる機械です。

ひまわりの模型も展示されています。

こちらは、天気予報の仕組みについて解説してくれます。

残念なことに、竜巻を起こす機械、名前は”たつのすけ”は調整中でした。

と言う具合に、本当に勉強になしますし、”ちゃんとした”機器が置いてあって、操作してみることができるので、ここはオススメです。

年間来場者数10,000人と説明書きがありましたが、

一日当たり300人というところでしょうか。

平日の昼休みに行ってみたのですが、見学者は「私一人」でした。

あと、職員の方でしょうかね(ストラップが違うから)、休憩にきているようでした。(私をみては、歩き去っていくので)

ここは、もう少し、周知度を上げたらいいのに、と少し残念です。

でも、面白かったですよ。気合があれば、是非。お昼休みにでも。

 

ところで、朝方は小雨が降っていましたが、現在は晴れて、開花宣言に花を添えましたね。

開花宣言といえば、靖国神社ですから、まだしばらくは、皇居周辺のトピックは続きます。

ではでは。



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