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Charity Concert for Sendai 実行委員会 公式ブログ

仙台国際音楽コンクール出場ピアニスト達による、仙台の復興への想いを込めたチャリティコンサート!

2016年 出演者リレーブログ/法貴彩子

2016-05-02 01:16:45 | メッセージ
こんにちは。法貴彩子です。

チャリティーコンサートまであと数日となりました。
一年は本当にあっという間だなと感じます。
良いことも悪いことも…受け入れがたいことも含め…様々なことが常に変化していく世の中で、何かを続けていくというのは本当に強靭な精神とエネルギーがいることだと思います。
今年も、毎年お馴染みの素晴らしい共演者、スタッフの皆様とチャリティーコンサート開催、仙台に思いを馳せる日を迎えます。

プログラムはそれぞれ入魂の一曲をチョイスしました。
私は、ブラームスの晩年の作品、小品op.119を演奏いたします。ブラームスのピアノソロ曲としては一番最後に書かれた曲です。
他の全てのピアノ曲を書いてからこの曲を書いたんだと思うと、音数は少なくとも一音一音の深みをより一層感じます。

他のメンバーのプログラムもまた聴きごたえのあるものばかり!私も客席で聴きたいです…
今年からまた参加する米津さんの演奏はとても鮮烈で生き生き、ウィットに富んでいて魅力的!
佐野さんは、ジムで鍛えたというムキムキ筋肉からは想像できないような繊細で美しい音色とキレッキレの演奏が素敵です。
津田さんの演奏は、美しい音楽の流れがどこまでも自然で、そして静かに語りかけてくるような…メンバーからは巨匠と呼ばれています。
鈴木さんのピアノは、まるで何かにあたたかく包み込まれるような、人間味あふれる豊かな音楽。
彼女はコンサートの打ち合わせやスタッフの方々との連絡等でも、佐野さんとのツートップでいつも引っ張って行ってくれます。

メンバーそれぞれの個性が光るチャリティーコンサートへ是非、お越しくださいませ!

法貴彩子

チャリティーコンサート間近!~出演者リレーブログを開始します♪

2016-05-01 00:49:42 | メッセージ
みなさん、こんにちは!
チャリティーコンサートfor仙台 実行委員長の鈴木美紗です。

さて、いよいよ今回のチャリティーコンサートまで、いよいよ秒読みとなりました!
今年も出演者によるリレーブログを開始します♪

第6回目の今年は、初期メンバーの米津真浩さんが再び加わり、総勢5名のピアニストによる華やかな競演でお届けします!
それぞれのピアニストが「これぞ!」という曲を選んだ「入魂の一曲」が一気に聴ける、大変盛りだくさんの内容となっています。
『同じピアノ、同じホールで弾いているのにこんなに違うの?!』と、きっと驚かれることでしょう。

私は、ラフマニノフの「コレルリの主題による変奏曲」を1番最後に演奏いたします。
この曲はラフマニノフが最晩年に作曲した最後のピアノソロ曲で、大変な名曲であり難曲です。
バロック時代の作曲家コレルリのヴァイオリン作品の「ラ・フォリア」の主題が、ラフマニノフの手にかかるとどう変化するのか、、
美しさ、妖艶さ、不気味さ、荒々しさ、切なさ、孤独、郷愁、、いろんな情景と感情が入り乱れた、素晴らしい作品です。
錚々たる素晴らしいピアニストメンバーのトリを務めるのが恐縮な限りですが、、心を込めて弾きたいと思います。

東日本大震災から丸5年経った今年、大地震は九州へも甚大な被害をもたらしました…。
どこで地震が起こってもおかしくないと言われる今だからこそ、私達に出来ることをずっと模索し続けてゆきたいと思っています。
皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
当日、会場でお会い出来るのを心待ちにしております!

鈴木美紗


出演者リレーブログ♪♫/法貴彩子

2015-05-05 21:23:48 | メッセージ
記念すべき第5回チャリティーfor仙台、いよいよ明日になりました!

ピアノの法貴彩子です。
今年も、素晴らしいピアニストでありユーモア溢れる楽しい仲間たちとご一緒でき、大変光栄です。

私はラヴェル作曲「夜のガスパール」を演奏いたします。
第1回目のチャリティーコンサートでもラヴェルの曲(ラ・ヴァルス)を演奏したなあと当時を振り返り、もう4年も経つのだと驚かされます。
ちなみに今年はラヴェル生誕140年の記念の年にあたることもあり、ラヴェルの曲に触れる機会も多いのではないかと思います。

明日は朝一の新幹線で京都から参ります!
ゴールデンウイーク最終日とあって、新幹線も激混みなのかしら…

皆様も是非、文京シビックホールへお越しくださいませ!

法貴彩子

出演者リレーブログ♫/津田裕也

2015-05-04 22:04:14 | メッセージ
Charity Concert for Sendai リレーブログ、今日は私が担当します!
仙台国際コンクールの出場者達によるこのチャリティーも今年で五回目を迎えます。
あの震災からもう四年が経ったのかと思うと月日の流れの早さを感じずにはいられません。
私達に出来る事は本当に小さな事ですが、気持ちだけは共に在りたいと思います。

今回はリスト、ラヴェル、ドビュッシー、ショパンとバラエティに富んだプログラムをお届け致します。
私はショパン担当で、即興曲第1番、ノクターン第2番、スケルツォ第2番を演奏致します。
どの曲もショパンならではの美しいメロディと繊細なハーモニーに彩られた名曲です。

コンサートまでいよいよあと二日です!
私たち四人で仙台への思いを込めて精一杯演奏したいと思います。
ゴールデンウィーク中ですが、たくさんの方々にお越し頂けたら嬉しいです。会場でお目にかかれる事、出演者一同楽しみにしています!

津田裕也

出演者リレーブログ♪/佐野隆哉

2015-05-03 00:00:25 | メッセージ
一年があっという間に過ぎ、気付くともう第5回目のチャリティー到来です!
今回は初の連休中の開催ですので、まだお出掛けの予定が立っていない方、是非とも文京シビック小ホールへお越し下さい。
第4回に引き続き、3人の素晴らしいピアニストとの共演で、華やかな一日を過ごしてはいかがでしょうか☆

ショパンを全員で弾いた前回とは違い、今回はそれぞれの得意分野に分かれての選曲となりました。
今回、私はリストを担当しますが、ここ数年ショパンを弾く機会が多く、久々のリストで血が騒ぎます。
曲目も、当初の予定よりハンガリー狂詩曲第2番、愛の夢第3番、そしてラ・カンパネラと、リストの魅力あふれる作品群に変更致しました。

皆さんに演奏で笑顔を届けるべく、そして仙台へ引き続きご支援を賜るべく、今回もメンバー全員で力を合わせて盛り上げていきたいと思います。

どうぞお気軽にご来場下さい!!

佐野隆哉

開催目前!~今年も出演者リレーブログ始めます♪/鈴木美紗

2015-04-29 15:47:28 | メッセージ
みなさま、こんにちは。

Charity Concert for Sendai 実行委員の鈴木美紗です。
ここのところ、急に暑くなり初夏のような気候が続いていますね!

いよいよ、今年で第5回目となるチャリティーコンサート for 仙台『ピアニストの華麗なる競演』まで、残すところ1週間となりました!!
そこで今年も、今日から開催日まで、今回の出演者4名による「リレーブログ」をお届けしたいと思います。


早いもので、私たちのチャリティーコンサートも第5回目を迎えられることとなりました。
震災の記憶が、どうしても風化・忘却されるなか、ここまで続けてこられたのは、ひとえに皆様方のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

昨年から、会場を文京シビックホール小ホールへと移し、より規模を大きく、より多くの方にご来場いただきたく、スタッフ・出演者一同、企画してまいりました。
おかげさまで、昨年はチャリティーコンサートシリーズ史上、最多人数のお客様にご来場頂き、20万円を超える寄付金を集めることが出来ました!
今一度、この場をお借りして御礼申し上げます。


記念すべき第5回目となる今回は、ピアニストのメンバーそれぞれが1人の作曲家の作品を弾く、というコンセプトにしました。
佐野さんがリスト、津田さんがショパン、法貴さんがラヴェル、私がドビュッシーを演奏します。
昨年のオールショパンよりも、より個性が際立つ、4種4様のプログラムがお届け出来ると思っています!

私は休憩の後、ドビュッシーの前奏曲第1巻より、有名な「亜麻色の髪の乙女」を含む4曲と、
最後のクライマックスへ向かって徐々に高まってゆく様が魅力的な、「喜びの島」を弾きます。
様々な表情や色に富み、光に満ちたドビュッシーの名曲に乗せて、私の想いを皆様にお届け出来たらなと思っています。
皆様と、音楽を通して素敵なひとときを共有出来るのを、今から楽しみにしております。


私たちに出来ることは限られていますが、毎年続けてゆくことで、今回も少しでも私たちの想いが仙台に届くことを願い、出演者一同、心を込めて演奏いたします。
今年は、仙台国際音楽コンクールでお世話になった仙台市に加え、災害孤児基金へも寄付をさせて頂く予定です。


出演者・スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしています!!
まだまだお申し込みを受け付けておりますので、左上の「メッセージを送る」からご連絡ください。

5月6日、GW最終日の午後(開場13時半、開演14時)は、是非文京シビック小ホールまでお越しくださいませ。
当日、会場で皆様にお会い出来ますことを楽しみにしております!

鈴木美紗

受領証明書が発行されました

2012-04-11 15:57:52 | メッセージ
先日振り込みました皆様方からの寄付金が無事受理され、本日4月11日に受領証明書および仙台市市長からのメッセージを受け取りました。
ここに両書類を掲載させていただき、謹んでご報告申し上げます。

【仙台市市長からのメッセージ】


【受領証明書】


ご支援・ご協力くださった皆様、改めまして本当にありがとうございました。

2012年4月11日
Charity Concert for Sendai 実行委員会
鈴木 美紗

過去の仙台国際音楽コンクール出場者から被災地へ寄せられたメッセージ集

2011-04-18 17:25:37 | メッセージ
I was in Sendai city in June 2010 for the Sendai piano competition.
Sendai was a extremely beautiful and interesting city, that filled by totally nice and friendly people.
I come from China, and as we all know, the similar earthquake disaster also happened in Chinese Sichuan Province in 2008.
I and every Chinese knew exactly that how big helps it needed in such situation, and how strong the people have to be in facing those huge dificulties and pains.
Therefore, I sincerely give my biggest support to the people in Japan, and especially in Sendai.
I strongly believe that everything will be fine again very soon, and the Sendai city will shine again!

Yours,

Mimi Jue Wang


2010年の6月に、コンクールのため仙台市を訪れました。
とても美しく興味深い街で、この上なく優 しく親切な人々にあふれていました。
私は中国出身ですが、ご周知の通り2008年には中国西南部、四川においても似た様な震災が起こりました。
この様な状況でどれだけの助けが必要か、そして、困難と苦しみに耐えるためどれほどの強さが必要か、 私を含めた全ての中国人には分かります。
ですから、私は真心を込めて日本、そして仙台の皆さんの支えになりたいと思っています。
また近いうちに全てが大丈夫になり、仙台の街が輝く日が来ると強く信じています!

皆様とともに

ワン・ミミ ジュエ(第4回ピアノ部門出場)

過去の仙台国際音楽コンクール出場者から被災地へ寄せられたメッセージ集

2011-04-18 17:21:43 | メッセージ
昨年夏、初めて訪れた仙台は、大都会にも関わらず緑があふれ、笑顔のまぶしい、やわらかな空気に包まれた街でした。
人々の暖かさ、そしてその生き生きとしたエネルギーに、感動すると共に、なにか、自分の中に新しいパワーが沸いてくるような気がして──いつか、必ず帰ってこよう!──名残惜しい思いで街を後にしました。
あの日、一時帰国していた神戸のマンションが、ミシッミシッと音をたててゆっくりと揺れ始め、嫌な予感を胸にテレビをつけると、目に飛び込んできたのは激しく揺れる仙台の街並みと、あの恐ろしい津波でした。
私も阪神淡路大震災を体験していますが、その経験や想像を遥かに上回る被害であることは一目瞭然で、あの優しかった仙台の人たちはどうなってしまうのだろう、と呆然とテレビの前で立ち尽くしました。
こんなときに演奏家にできることがあるのでしょうか。音楽の力、癒しの心、と言っても、あの自然の凄まじい暴力の前にはただ、なにかむなしく聞こえてしまうことは間違いありません。
しかし、我々はどうあがいても、演奏家です。
心を込めて、その心の中でたくさん涙しながら、創り出した音楽を聴いていただく、それが人としての仕事なのです。
日本は必ず立ち直ります。
私たちは強い心を持ち、年齢や職業に関係なく同じ人間として、被災された方々を支える気持ちで、一生懸命毎日を生きる民族だからです。
もしかしたら音楽はその心の橋渡しくらいはできるかもしれません。
被災された人たちに、あの笑顔が戻る日が早く訪れることを心からお祈り申し上げます。

フランス・パリより

崎谷 明弘 (第4回ピアノ部門出場)

過去の仙台国際音楽コンクール出場者から被災地へ寄せられたメッセージ集

2011-04-18 17:19:10 | メッセージ
この度、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
日本を襲った未曾有の災害は、世界中に大きなショックを与えました。
留学先のドイツからは、ただただニュースに噛り付き、情報を集めることしか出来ず、胸が張り裂けそうな日々が続きました。
そして、その中には“仙台市”の文字も・・・。
昨年の仙台国際コンクールの際に感じた、スタッフやボランティアの皆様や聴衆の方々、そして素敵な街並みと市民の皆様の温かさは、コンクール後もずっと私の心に生き続けています。
そんな素晴らしい街の復興と皆さんの笑顔のため、今日の出演者の全身全霊の演奏が希望の灯となることを願うばかりです。
今日は、心苦しくも直接コンサートに参加することはできませんが、私も今はドイツにて、微力ながらもできる限りの活動をしていきたいと思っております。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

佐藤 圭奈 (第4回ピアノ部門出場)