Charity Concert for Sendai 実行委員会 公式ブログ

仙台国際音楽コンクール出場ピアニスト達による、仙台の復興への想いを込めたチャリティコンサート!

仙台市市長表敬訪問とNPO法人「子どもの村 東北」訪問

2015-06-19 11:13:20 | レポート
こんにちは。
Charity Concert for Sendai実行委員会の鈴木美紗です。

ご報告が遅くなりましたが、先日の6月11日に、Charity Concert for Sendai実行委員会の代表として、
仙台市市長の表敬訪問をするため、仙台へ行ってまいりました。
午後には、今年からの寄付先であるNPO法人「子どもの村 東北」も訪問して来ました。
その時の様子をお伝えいたします。

仙台は2012年の10月以来行っていなかったので、ほぼ3年ぶりでした。
東京から日帰りのスケジュールで、午前中に奥山恵美子市長さんの元を訪れました。
初めて入る市庁舎と、報道関係者の方々に囲まれて、慣れない私はドキドキでしたが、
市長さんは明るく気さくな方で、短い間でしたがお話出来て光栄でした。
市長さんは、この日は風邪をひいていて声が出ないとのことで、お話していてお辛そうでしたが、
「市長と言えど、こんな時でも会議は先延ばしにはしてもらえないんですよ」などご冗談も飛び出し、
終始和やかなムードでお話させて頂きました。

会談では、はじめに市長さん自ら、これまでの私達の寄付活動について御礼を仰ってくださり、
今までのチャリティーコンサートの歩みと今後の展望などを聞かれました。
緊張していましたが、仙台市市民文化事業団の皆様に助け船を出して頂きながら、
これまでのチャリティーコンサートの歴史と、今後も続けてゆきたいとの意志をお伝えしました。

その直後に、河北新報さんの取材を受け、チャリティーコンサート発起当初のエピソードをお話し、
6月21日のコンサートの告知をさせて頂きました。


午後は、NPO法人「子どもの村 東北」の理事長ご夫妻である飯沼さんにご案内して頂き、
仙台市市民文化事業団の皆様と共に、村を訪問いたしました。
「村」は閑静な高台に臨む住宅地の中にあり、ピカピカの新築でそれは素敵な建物でした。
まだ空いている棟をご案内して下さいましたが、完全に新築で、まるでモデルルームのようでした!
IKEAさんの無償支援を受けているということで、全てIKEAで揃ったそのお部屋は、天井も高く、ヨーロッパを思い出しました。

ここは養護施設ではなく、災害孤児の子供たちと里親さん(育親さんと呼んでおられました)が1棟ずつ同居するとのことで、
洗面台やトイレは混まないように2つずつにしてあったり、子ども達が自由に行き来出来る場所作りがされてありました。
そこには、子供たちの環境や心情に寄り添った支援をする、という細やかなお心遣いや素晴らしいアイディアが隅々に溢れていました。
本当に住みたくなるほど素敵なお家でした。
村長さんもとても温かい方で、お話していて癒されました。

子ども達が実際に育てている野菜や、子供たちと一緒に立てた休憩所を見て、
なんて素晴らしい場所なのだろう、としみじみ感じました。

また、この「村」には「杜のホール」と言うホールがあり、寄付されたアップライトピアノがあります。
響きが素晴らしく、高い天井から光が差し込むこのホールで、いつかチャリティーコンサート実行委員会の仲間たちと演奏させて頂けたら
どんなに素晴らしいだろうと思い、この場所を後にしました。


日帰りではありましたが、本当に充実した素晴らしい1日でした。
お世話になった皆様方、誠にありがとうございました!


鈴木美紗