未就学児童の入場について

今回のチャリティコンサートは、平日の午後に開催するということもあり、小さなお子様をお連れになりたいとご希望なされる方もいらっしゃるものと思われます。

しかし、チャリティコンサートという形態ではありながら、やはりクラシック音楽のコンサートに求められる静寂さ、厳かな雰囲気を演出したいと考えておりますため、大変心苦しくはございますが、一般的なコンサートと同様に、未就学児童の入場はお断りさせていただくことと致しました。

本来であれば、できるだけたくさんの方にご来場いただくことが、被災地支援にとって何より良いことなのですが、このような事情につき、何卒ご理解いただければと存じます。


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「ご予約」について

「ご予約」につきましては、当ブログ開設当初はお知らせ致しておらず、後から追加致しておりますので、改めて周知させていただきます。

この度のチャリティコンサート会場は全席自由席とさせていただきますが、会場の規模があまり大きくなく、お席がそれほど多く確保できないため、ご入場はご予約いただいているお客様を優先とさせていただくことに致しました。もちろん、ご予約いただかず当日会場にいらしたお客様につきましても、お席に空きがある限りご入場いただけますが、ご入場まで少々お待ちいただくことになるか、お席が確保できない場合にご入場をお断りさせていただく可能性がございます。

我々と致しましても、できるだけたくさんのお客様からの支えをいただきたいという気持ちではありますが、何分急遽の決行となりましたもので、至らない部分も多々ございますことをお許しいただければ幸いです。

なお、ご予約につきましては、当ブログ画面左欄上部「メッセージを送る」より、ご来場いただける方のお名前と人数をお知らせいただきますようお願い致します。

出演者プロフィール 佐藤 彦大

出演者プロフィール 津島 圭佑

出演者プロフィール 美世 真里奈

仙台国際音楽コンクールと Charity Concert for Sendai について

仙台国際音楽コンクールは、仙台市が開府四百年を記念して2001年に創設された、3年に一度開催されるクラシック音楽の国際コンクールで、前回第4回は、2010年に開催されました。特徴としては、ヴァイオリンとピアノの2部門ともに、協奏曲（コンチェルト）が課題曲の中心にされており、セミファイナル以降、出場者は仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演となります。

今回の Charity Concert for Sendai 開催は、仙台の震災からの早期の復興を願うべく、このコンクールに出場した経験のある日本人ピアニストの有志たちが呼びかけ、実現するに至ったものです。

仙台市は周知のとおり、2011年東北地方太平洋沖地震において、かつて無いほどの甚大な被害を被りました。とりわけ、沿岸部は津波の被害により壊滅状態にあり、おびただしい数の死者、行方不明者が出ております。何とか難を逃れて生き延びることができている人々も、多くは家に戻ることができない、さらには家を失くしてしまい、避難所の劣悪な環境での生活を余儀なくされていたり、故郷から遠く離れた見知らぬ土地へ避難せざるを得ないという状況にあります。

このチャリティコンサートでの収益は、全て義援金として仙台市に寄付させていただきます。もちろん、それで仙台のすべての人を救うことはできるわけではありませんが、仙台国際音楽コンクールを通じて培われた、仙台という街への出演者たちの熱き想いが、この Charity Concert for Sendai 開催を通じて届くものと信じております。出演者、スタッフ共々、一人でも多くの方にお越しいただけることを切に願っております。