栃木発「ちゃりあん」ブログ

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美炎 ~Miho~ 馬頭琴の調べ IN 馬頭 (終) 2014.10.19

2014年10月28日 21時17分20秒 | イベント
イベントの主役は誰でしょう?


音楽でいえば、演奏者・・・ですよね?


けれど


演奏者側から見れば


お金を払って見に来て下さるお客さんがいるから成り立っている。


・・・ゆえに


主役は「お客様」とも言えます。


では


お客さんが「最大の満足」を得るのは、なにが大きい要因でしょう?



音楽でいえば


「音の美しさ」かもしれませんが


厳しい言い方をすれば



お客さんは「音が良いのは当然」と考えています。


その演奏者の、その奏でる「音」が聴きたくて、そこへ出向くのですから。


実は


満足を得るには


「満足を得るための場所」が必要なのです。



例えば



馬頭琴も


音楽ホール、路上ライブ、個人宅、商業施設・・・



同じ演奏者の、同じ楽器の、同じ曲であっても


その場所での「音」の伝わり方は


まったく異なります。


どこがいい、悪い・・・というのではありません。



音は「生き物」であって


その場所で「感じる」気持ちは


同じ人間であっても


変わるものなのです。





「馬頭で馬頭琴」


おやじギャグではじまったというこの音楽会。


これは単なる「おやじギャグ」では、もうありません。




棚田で聴いてしまった馬頭琴は


僕にとっては


「またここで聴きたい」


そう思える音となりました。




青空のもと


那珂川町の棚田での音楽。



最高じゃないですか。





地形による音の違いを確かめるため


僕は高台に上がりました。





少しずつ登ります。






丘の上と同じくらいになりました。





そこからズームで追います。






やや樹に遮られながらも


日除け代わり。



下に比べると


やや音は低く聴こえますが


馬頭琴の音色は



力強く届いていました。







直射日光がまぶしい・・・



・・・そんな


坂を下っている最中に





花束贈呈。






お疲れ様でした。






お客さんが非日常から「日常」に戻ってゆきます。











「お見送りの演奏」ちう。





お客さんがいなくなるまで演奏を続けます。





けっこう聞き入ってしまって


先に進みません(笑)







馬頭琴は


棚田によく似合う。








プロの写真家さんを撮る。






棚田にある池に「何かいる!」とみんなが騒いでいるので


近寄ってみると・・・


いました。


それも、たくさん。











・・・そして


関係者だけになった。。。





記念撮影の嵐。






再び静寂の丘の上。









僕たちも戻ります。







少しずつ


棚田にも秋色。





自然のフレームとは


また1年後に。







静まり返る写真の小径入口。





テントでは


お客さんがアンケートに協力してくださっています。



僕たちはこの日、次なる場所へ移動する関係で


午後の懇親会は欠席。



・・・なので





スタッフさんとごあいさつを簡単に。






美味しい匂いに誘われて


猫さんが登場。






スタッフさんの「まかない」を担当してくださった皆様の記念撮影。






駐車場まで歩いて。





また来年、この場所で。






移動中に


特別にいただいた、


棚田の米のおにぎりをいただきます!



・・・


今年も天候に恵まれ


多くの皆様とともに


「馬頭で馬頭琴」を


聴くことができたことをうれしく思います。



もし、まだ馬頭琴を聴いたことがない、という方は


一度、この自然の中で


その響きを体感してみてはいかがですか。



時が止まる、その瞬間を


非日常の空間を


あなたとともに。



・・・では



また来年。

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