台湾の人々

旅の続きは日月潭、魚池の紅茶領事館からです。

こんな風に、台湾にもイギリス式ティータイムを楽しむ人がいるのですね。


「どんな人が来るのですか？」

「どんなメニューを出しているのですか？」

「それはどんな味のお茶ですか？」

質問攻めの私に、

マダムは全てのお茶を目の前で淹れてくださいました。

日月潭の紅茶にハーブやお花をブレンドしたものを数種類、振舞ってくれました。

台湾の人は親切で優しくてあったかいです。

親日家で「ほとんどの人が日本人が好き」と言ってくれます。

「高速道路もダムも新幹線も

このドームも日本人が作ったんだよ！

本当に感謝です」

とにこやかにお礼を言われました。

温暖な気候と同じく温厚で

食べることがとにかく大好き♡

家族を大切にし、誠実です。


日本で暮らしたことがあるガイドさんは、

日本より治安が良いし

物価が安く暮らしやすい

と話してくれました。

お給料は日本より少し低いですが、

ぐんぐん上がっているのですぐに

追い越されてしまうでしょうと。

医療費は日本の半額以下

交通費も半分。

地下鉄は100円以下でしたし、

タクシー代も本当に安くて安心して利用できます。

朝ごはんはお粥とおにぎりで80元日本円で350円位。

生活費が圧倒的に安くて治安が良いのですから、

暮らしやすいとはうなずけます。

私をガイドしてくれた二人の台湾の男性は、50代で仕事を退職し、

好きなことをしながらガイドをしています。

「人生はハッピネス。楽しまなくちゃ」と

お金より、人に喜んでもらえて自分も楽しめることを選び、本当に幸せそうでした。

さて、今回の旅の大きな目的は

日月潭の紅茶買い付けでした。

6年前にも訪ねた和菓森林紅茶荘を訪ねました。

茶園で、無農薬無科学肥料で育つ茶葉と再会です。

紅茶は摘んでからしばらく葉をしおらせてから、

手で揉んで茶液を出していきます。

1時間ほど揉捻してから2時間ほど発酵。

乾燥機にかけて水分を飛ばしたら紅茶の出来上がり！！



台湾の紅茶数種類を特別に6種類テイスティングさせて頂きました。

ルビーのように輝く紅色の水色

シナモンのような良い香り

蜂蜜のような甘いこく。

本当に美味しい紅茶に出会えると

視界がパーと広がって

心も身体も澄み渡っていくようです。

オーナーのSteve, Denis. 友人のSwallow

ありがとう😊

さあ、台湾旅も終盤です。