碧泉流

Hekisen-ryu 中国山東省青島発祥の中国茶道の流派です

緑茶とカフェイン

2016-01-10 06:31:45 | 青島本部


我が家では、冬でも毎朝風邪予防のために中国緑茶を飲んでいます。
中国茶の中でも一番カフェイン含有量の多い緑茶。
以前中国の方に、お茶は子どもには飲ませないわよ、と言われ気になっていました。

お茶を学んだ中では、NGということはなく
飲むのに適した季節や時間帯、さまざまな効果を学びました。
そんな中で、先日日本で初のカフェイン中毒による死亡例が出たという記事を目にしました。
こちらの例はエナジードリンクのカフェインによるものでしたが、
気になってこちらの書籍や日本のサイト、百度などで調べてみました。

お茶の場合は、カフェインがタンニンと結びつくので
カフェインの効果が和らぐので中毒にはなりにくいそうです。
また、子どもには、濃いお茶や多量に飲むことは控えるべきとの答えと合わせて
同様に多かったのが健康のために飲ませるのが良いというもの。
中国サイトでは、中には10歳以降が良いのではとの見解もありました。

もちろん何でも大量摂取はよくないことは言うに及ばずですが、
体質も大きく関係しますよね。
コーヒーがダメな方、紅茶がダメな方、玉露がダメな方、周りにいらっしゃいます。
玉露はカフェイン含有量はとても高いですね。

以前にお勧めした中国のお茶ドキュメンタリーの
イギリスのお茶を学ぶ女性を取材した回の中でのこと。
我らが山東省青島の崂山绿茶が、イギリスにあるイギリス人店主の
中国茶専門店でおすすめされていました。
西湖龙井あたりが出るのかな、と思ったら崂山绿茶!
「美しい葉ねえ」とか言われております。
夜中ひとり、ラオシャン、キタ~!!と喜んだのもつかの間、
淹れてくれたお茶を飲んだ女性が眩暈を起こしたのか座り込んでしまわれました。
女性のお茶の先生が、朝にコーヒー飲まなかった?とカフェインのことが話題に。

中国茶は芽も多いので、我が家では子どもには水で薄めて飲むようにしています。
何でも一局面だけを見て危険視したり遠ざけるのはよくないですよね。
どのお茶も空腹時は避けて、摂りすぎず楽しみたいですね。

私は、朝のパン食をごはん食にして緑茶に変えてからというもの、
体調の良さを実感していますよ。


貴泉



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