四十九日餅を知ったのは伯父の法事の時でした。
いとこのお嫁さんが法事後に丸もちを配っていました。
聞くと、お寺がお供えを用意してくれて(有料)
その中の一つだったとのこと。
初めて知ったね~などと言って
家に持ち帰り、季節外れのお雑煮にしました。
夫の母の四十九日に時にも
葬儀屋さんにお供えを用意してもらったのですが
その中にも四十九日餅が入っていました。
なので、四十九日餅、私が知らなかっただけで
世の中では一般的な物なのかと思いました。
そして、母の四十九日。
法事の前に葬儀屋さんが来て
お供えの準備について聞かれました。
ただ、四十九日餅については
我が家の菩提寺では、法要の時ではなく
本当の四十九日にお寺の位牌堂にあげるのが
推奨されているというここでした。
そうしたお寺は余りないとか。
本当の四十九日に行けなければ
葬儀屋さんが代わりにお寺に届けてくれるとも。
必ずやらねばならないってこともなく
省略も可との話でした。
さあ、どうしようかなって思い
知り合い2~3人に四十九日餅について聞いてみました。
皆さん、私より年上ながら「四十九日餅なんて知らない」と。
四十九日餅、一般的ではない????
結局なんだかよくわかないけど
たまたま母の本当の四十九日に時間があったので
四十九日餅をお寺に持っていくことにしました。
そしてこれが注文した四十九日餅。
お寺に伺うと、住職の奥さんが対応してくれました。
この方、私の子どもの時のピアノの先生なんです。
未だに私のことを「〇〇ちゃん」と名前で呼んでくれます。
近所の方なので、もちろん母のこともご存じです。
母の思い出話を少しして
母の最期が安らかでほっとしたこと
反対に義母の最期がとても辛く思えてきて
この夏はそれで気分が沈んでしまったこと
など話しました。
母が亡くなってから、一度も涙が出なかったのですが
この時ばかりは涙ぐんでしまいました。
そんな訳で住職の奥さんに
「これからは〇〇ちゃんのことをいつでもお母さんは見ててくれるよ」
「今日は天気もよくてお母さんも気持ちよく旅立てたね」
などと言葉をかけていただきました。
四十九日餅、結局なんだかよくわからなかったけど
元気だった頃の母を知る方と母のことを語り合ったり
母がいろいろな苦しみから解き放たれたことを思ったり
私にとっては大切な一日になった気がしています。
もう49日。それからさらに1か月・・・
落ち着いた日々に戻りましたか?
四十九日餅、私も知りませんでした。
10年以上前ですが、父の四十九日のときに、やはりお寺さんに言われてお供え物を用意した記憶はあります。お餅じゃなくてお団子?饅頭?だった気もしますが。。。ただ、四十九日餅、という名前はついていなかったです。
あの時、お寺の奥さんと語ったのも区切りになったかも。
四十九日餅の謎?はまだまだ解けません。
お団子地域もあるのかな?
ここ最近のはやりなのかな・・?
地域差とか、宗派とか?
謎は解けないけど、今回に限っては行ってよかったです。