ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

久しぶりに母に会う

2023年06月16日 | 介護の問題
前に会ったのがいつだったか忘れたくらい
母に会ってから月日が経ってしまいました。

前に会った時には、
入居している特養の面会時のルールがありました。
フェイスシールド+マスク+パーテーションでは
最初、娘だとはわからなかったみたいで
大変怖がらせてしまいました。


怖がらせるために会うのもなんだかな…
とか理由をつけて面会を先送りにしていました。

そして5月
ケアマネさんから書類についての連絡があり
それを持ってくるついでにぜひ面会を、と言われ
面会したのですが。

母は要介護5になっていました。
私のことはわかりました。
けれど、親戚の名前はもちろんわからず
弟のことはまだ高校生と思っている様子
(これは前からだけど)

その日はとても風が強い日で
館内にいたのに風の音がすごくて
面会の時間は、ずっと怖いと言っていました。

その後、ケアマネさんと看護師さんと話をしました。
最近食事の飲み込みが悪くなっていると。
ペースト状の食事とエンシュアで栄養を取っている状態だそうです。

この先、本格的に食事がとれなくなったらどうするか

これがケアマネさんと看護師さんの
一番言いたかったことなんだと理解しました。

いつもいる居室から面会の場所に来るだけでも怖い母、
フェイスシールドで変装?している娘も怖い母、
その一方で、見知った介護士さんの名前は覚えていたり
若い男性看護師さんや往診の男性医師には
ニコニコと対応しているとか
そんな話を聞きました。

今の感想、と前置きして
ご飯が食べれなくなっても
点滴や胃ろうで命をつなぐことは避けたい。
母が安心して暮らせる場所から移動させるのも
できたらやりたくない、と話しました。

その後、弟に要介護5になった話をすると
昨年なくなった弟嫁の母は
やはり要介護5だったけれど
寝たきりで話もできなかった。
そんな元気(?)な要介護5ってあるの?と。

ご飯も自分で食べられないし
トイレも自分でできないし
移動もお風呂も着替えもできないんだよ。
人の手を借りないと生活できないから
要介護5だってケアマネさんは言ってたよ。

弟は近々面会に来るって言ってました
(まだ来てないけど、いつ来るかもわからないけど)。

父が誤嚥性肺炎になった時には
入居している老人ホームでこのまま見送るか
病院へ移して治療するか
の選択肢があって、その時は弟が
「父の命の長さを自分が決めるのは抵抗がある」
と言うので病院に移しました。

誤嚥性肺炎の治療はしてもらえましたが
結局もとの老人ホームには戻れず
老人ばかりが入院している病院で亡くなりました。

母が同じ決断をしなければならなくなったら
はっきりと言おうと思います。
「母の命の長さを私が決めさせてもらう」と。
覚悟は決まりました。

*この写真を母に見せたら
昔飼ってた猫の話を母がし始めました。
猫が子猫を噛み殺しちゃった話。
なんでそんな怖い話をセレクト…


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ぽぽんがぽんきち)
2023-06-26 17:32:38
いずれ難しい選択をしなくちゃいけなくなるんだよね。(私も)
どんな選択をしてもそれが正解だと思う。
どんな選択をしても、言いたいことを言ってくる人がきっといるとは思うけど、選択したことが正解。

本当は、子どもに選択の余地を与えないで欲しいと思うけど・・・
返信する
Unknown (chabonosuke)
2023-07-16 17:08:40
父の介護のことで悩んだときに
介護施設の相談員の方に言われたのが
「選んだ道が最良の道」
まさにぽんきちさんのコメントと同じでした。

母の今後に限って言えば
気持ちは決まっていて
それも父の時の経験があるこそで
人生に無駄なことなんてないなと思ってます。
返信する

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