Rin's Tsure-Zure Diary

Tsurezurenarumamani Kataru wa …

masterキートン/勝鹿北星・浦沢直樹

2007-02-11 09:55:20 | 読んだ!
「今さら」って感じなんだけど、中途半端に11巻と17巻を除いて、読み終わりました。

短編の推理もの(?)だから、犯人は結構早くピーンと来たりするんだけど、それ以上に背後の歴史、社会情勢(時代の関係で東西冷戦後のヨーロッパの不安定な社会が中心)がよく描かれているような気がする。

主人公は考古学者で保険調査員、離婚後に軍隊でサバイバルの教官を経験したバツイチ男性。

なぜか印象に残っているのは、「離婚をして、大人になったような気がする」という内容のコメント(スミマセン。何巻だか覚えていない)。以前、一年間福祉施設のスーパービジョンの研修でご一緒させていただいたナイスガイ(死語?)が同じようなことを言っていたのを思い出した。

男って、大切なものをなくすことで、成長するのかもしれない…いろいろなシガラミを取り払いたいけど、それに甘えている自分の姿にややイライラ気味の私でした。

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