Rin's Tsure-Zure Diary

Tsurezurenarumamani Kataru wa …

WLI-UC-GNのこと

2011-10-06 20:52:10 | Debian
BUFFALOの無線lanの子機です。数ヶ月前に1,000円程で購入。
そこからが、何というか、堂々巡りの日々でした。

Ralink社のRT3070というチップを使ったこの製品。Debianでは、wikiにあるRT2870staの記事のとおりで行けるかなぁと思いきや、vendorIDがないので、そのままでは使えなさそう。カーネルソースからカーネルの再構築(?)みたいなことをすればいいんだろうけど、Rakink社のページには、Linuxのドライバがあるとのことなので、それをビルドして使ってみた。しかしっ!これがWEPのみ接続可という状態。しばらくは、それで我慢していたが、セキュリティ面でWEPは不安なので、ubuntuやpuppyに鞍替えして、成功例をマネして使ってみましたが、しっくりこないのでWEPでDebianに戻しちゃいました。
しばらくすると、ubuntu11.04に、vendorIDのない子機を無理やり登録する方法(失礼)を発見。「おっ、これをDebianに使えぬか?」と思いつき、トライ。何とかWPAで動くようになったこの頃、ふとRalink社のページを見れば、おぉ、ドライバの更新日が新しくなっているではありませんか!。ダウンロードして、makeして、make installして使っています。

長き道のりでした。

このドライバは、tarしてからmakeする前に、いくつかイジらなければならないところがあります。この件については、たくさん記事がありますが、一応不確かなコメントを。

まずRalink社のページ(最近変わりましたね)に行きます。support-Linuxと進み、バージョンは2.5.0.3のドライバを選択。名前とメールアドレス(適当なのはダメみたい)を入れてダウンロード。解凍すると2011_0719_RT3070_RT3370_RT5370_RT5372_Linux_STA_V2.5.0.3_DPOというフォルダができるはず。そのフォルダに行って…
・./common/rtusb_dev_id.cの#ifdef RT3070の下に{USB_DEVICE(~)}がズラ~っと並んだ最後に{USB_DEVICE(0x0411,0x015d)}, /* BUFFALO */を追加。
・./os/linux/config.mkの
# Support Wpa_Supplicant
HAS_WPA_SUPPLICANT=nの最後のnをyに
# Support Native WpaSupplicant for Network Maganger
HAS_NATIVE_WPA_SUPPLICANT_SUPPORT=nの最後のnをyにする。
これは、network-manager-gnomeやwicd等を使わない人には不要かも。
・同じく./os/linux/config.mkのもっと下の方、ifeq ($(CHIPSET),3070)の3行下、CHIPSET_DAT = 2870をCHIPSET_DAT = 3070に。
・./os/linux/Makefileの
else
#cp -f $(RT28xx_DIR)/os/linux/rt$(CHIPSET)sta.ko /tftpboot ← この行をコメントにする
ifeq ($(OSABL),YES)

ここからは、
make clean && make
sudo make install という作業をして、

modprobe rt5370sta
でドライバを読み込むと。

私はwicdでつなげています。wlan0ではなくra0となっているのでお間違いなく。
上の内容には間違いがあるかもしれませんので、他のページも探して、よく勉強してトライしてみてください。快適です♪



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